前の話
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大きなビルの前に立つ私
まだスーツに着られてるって感じ
今日から社会人になる
時間がくるまで何度も社員証を確認する
you 「今日から社会人か…」
ビルにはまだ正直実感が湧いていない私がうつっていた
エレベーターに乗る
私と同じ新入社員らしき人たちがいる
みんな緊張した顔をしている
きっと今の私もこんな顔をしているんだろうな
会議室へ向かう途中
緊張のせいで抱えていたファイルを落としてしまった
大事な書類たちがばらばらに散らばった
you 「あっ…!」
慌ててしゃがむ
すると同時にもう1人しゃがんだ
snt 「大丈夫?」
声がして急いで顔をあげる
そこで初めて目があった
優しそうな笑顔で少し柔らかい声
見るからに正統派のイケメンだ
you 「ありがとうございますっ!」
snt 「そんな緊張しないでもええのに」
そう言って笑う彼
この時はまだ知らない
この人が毎日顔を合わせる先輩になるなんて












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。