第46話

38(過去編⑦)
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2025/12/04 11:43 更新
福沢side
話を聞いていると、講師の名前は夏目というそうだ

何が如何してこの様な事をしているのか見当もつかない

それから怪しい白衣男と共に山道を歩く事数十分、少し遠い所に小屋が見えてきた
福沢諭吉
あれが…
森鷗外
目的の小屋のようですね、早く行きましょうか
怪しい白衣男…森は私を追い抜かして勇み足で進んで行く

道中、側にいた女子は一言も喋らずただ森について行くだけである

その様子に本当に生きているのかを何度も疑った

名前を森に聞いても、はぐらかされる

何なのか分からないが足を進めると、小屋のすぐ目の前に大量の死体が転がっていた
福沢諭吉
は…?
矢に射抜かれたままの者や、恐らく刀などによる切り傷、更には動物の爪痕等の様な物が付いている物もあった
森鷗外
なるほど…
森はそう呟いた後、死体の一つを前に持ち、小屋に向かって歩いて行った

すると、何処からともなく矢が何本も撃たれた

全て、私と森を狙っている

寸での所で躱し、森の方を見ると女子は浮き、森の持つ死体には受け止められて矢が受け止められていた
福沢諭吉
お前ッ!死体をその様に!
森鷗外
福沢殿、私は医者をしております
森鷗外
死体等慣れっこなのです。故に、幾ら傷つこうと気には為りません
腹の底から怒りが湧き出て来るのが感じられる

この男は恐らく闇に生ける者なのだろう
福沢諭吉
だとしてもッ何故盾にしたッ!
森鷗外
それが…
森鷗外
最適解だからです

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