第6話

#4.5
58
2026/02/15 07:37 更新










神代 類
神代 類
……



出ていく司くんの背中を見ながら、僕は思いを馳せる。






久しぶりに彼に会った。






否、この世界では初めてだっただろうか。






まあ、そんな些細なことはどうでも良い。






結局は全て、元に戻るから。今の行動は、全て回帰への調整だから。






……先ほど、司くんにこんなことを聞いた。



神代 類
神代 類
……もしも
天馬 司
天馬 司
ん?




神代 類
神代 類
救われている人が救われない代わりに、自分が救われるとしたら。




神代 類
神代 類
司くんはその道を選ぶかい?




天馬 司
天馬 司
自分が救われる、か……




少し思案した後、彼は自信満々の笑みを浮かべ 、



天馬 司
天馬 司
どっちにしろ、オレが全員まとめて笑顔にしてやろう!



と答えた。


神代 類
神代 類
ッ……



そんな司くんがあまりにも眩しくて、仕方がなかった。






それと同時に、彼には必要ないと思った。
















__この『宗教』は。




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