第7話

【ミステリー】消えた少年 -解決編-
304
2024/06/03 09:52





《10:00 a.m:一ノ瀬家》

八重宮 典
八重宮 典
おや今回は早かったようじゃ
一ノ瀬夢羅
え…?
皇 イド
皇 イド
婆さん管理会社に
連絡頼めるか?
八重宮 典
八重宮 典
婆さん?
八重宮 典
八重宮 典
誰に言っておる
皇 イド
皇 イド
イツモキレイナヤエミヤサマ
トットトカンリガイシャニレンラクシヤガレクダサイ
八重宮 典
八重宮 典
チッ
放理 椿
放理 椿




《数時間後》
八重宮 典
八重宮 典
ほれ借りてきたぞ
八重宮 典
八重宮 典
"貯水タンク"の鍵
皇 イド
皇 イド
サンキュ
放理 椿
放理 椿
貯水タンク?なんで…
皇 イド
皇 イド
行ってみればわかるよ









《11:05 a.m:マンション・貯水タンク》

皇 イド
皇 イド
じゃ、開けんぞ
皇 イド
皇 イド
あ〜その前に鼻塞いどけよ
放理 椿
放理 椿
…?うん


イドが貯水タンクの蓋を開ける
八重宮 典
八重宮 典
う"っ…
放理 椿
放理 椿
さっきのより臭いが…
皇 イド
皇 イド
お…居た居た
放理 椿
放理 椿
……まさか…















刑事
貯水タンク内に居た
少年を鑑定にまわしたところ…
刑事
ナイトクロウの皆さんが
言った通り…
一ノ瀬夢羅
そん……な…
刑事
死亡推定時刻は……
行方不明になった日かと…
放理 椿
放理 椿
ん…?
放理 椿
放理 椿
待って…!それじゃあ
皇 イド
皇 イド
あ〜お前の
考えてる通りだと思うぞ?
八重宮 典
八重宮 典
ここの住民は
知らず知らずのうちに
死体が浸かっていた水を
口にしていたって事…か…
一ノ瀬夢羅
うっ……
一ノ瀬夢羅
鉄尾ぉ…なんで……こんなことに
放理 椿
放理 椿
…待って?貯水タンク…鍵
かかってたよね
八重宮 典
八重宮 典
確かに…
皇 イド
皇 イド
俺等の役目は
行方不明になった児童を
探すことだろ
皇 イド
皇 イド
依頼されない限り
俺達は真相を知らなくていい
皇 イド
皇 イド
知ったところで
胸糞悪いだけだろ
皇 イド
皇 イド
帰るぞ死体の臭いが着く
放理 椿
放理 椿
う…うん
 








《6:00 p.m:家》
皇 衣ド
皇 衣ド
た…ただいま……
皇千ト
皇千ト
衣ド!
皇千ト
皇千ト
何処に行ってたの?!
ずっと心配してたんだよ?
皇 衣ド
皇 衣ド
ご…ごめんなさい……
皇千ト
皇千ト
早くご飯食べてお風呂入って
一緒に寝よ!
皇 衣ド
皇 衣ド
は〜い
 














《10:00 p.m》
皇 衣ド
皇 衣ド
………
皇 衣ド
皇 衣ド
ねぇ…お兄ちゃん…
皇千ト
皇千ト
なに?
皇 衣ド
皇 衣ド
もし私が居なくなったら…
どうする?
皇千ト
皇千ト
怖いこと言わないでよ…
皇千ト
皇千ト
う〜ん……
 
皇千ト
皇千ト
ずっと…ず〜っと……
探し続けると思う…
皇千ト
皇千ト
見つかるまで…
ずっと探し続けると思う…
皇 衣ド
皇 衣ド
……そっか…









その日は懐かしい夢を見た……








なんの夢かは忘れたけど…











苦しくて…


寂しくて…


痛いかった事だけは…


  












嫌でも頭にこびりついてる




おまけコーナー
八重宮 典
八重宮 典
今回から質問コーナーではなく
おまけコーナーに
名前を変更させてもらうぞ
放理 椿
放理 椿
まぁ…質問来る時と
来ない時あるからね
皇 衣ド
皇 衣ド
ですね
八重宮 典
八重宮 典
今回は初めて本家ハンドレの
キャラを出したわけじゃが…
放理 椿
放理 椿
どうだったかな?
皇 衣ド
皇 衣ド
主は文才に恵まれていないので
おかしな所があっても
暖かく見守ってくれると
幸いです
八重宮 典
八重宮 典
いやだめじゃぞ?
放理 椿
放理 椿
さすが編集長…厳しいな…



初!ファンアート!

皇 衣ド
皇 衣ド
ちゃんと額縁も
消毒してくれて嬉しいです…
皇 衣ド
皇 衣ド
トールさんありがとうございます

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