|op視点
朝 目を覚ますと気持ち良くない曇りの空が
視界に入る
風も強いようで草木が荒れ狂っている
直後 、とてつもない頭痛に襲われた
俺が起きたのとほぼ同時にスマホの画面が光る
" あーずかい " と書かれた通知がロック画面に
飛び込んできた
「 明日雨だよね …… 偏頭痛とか 大丈夫そう? 」
そう LINEが送られてきた
そこで改めて此奴が良い奴なんだな 、と実感した
「 ごめん … 今日はちょっと無理そう … 」
そう返事をすると
「 そっか 、じゃあ前みたいに家来れる ? 」
それに 「 わかった 」 と 返事をした
頭をおさえ スマホを取る
そして玄関に向かって立ち上がった
こうやって 頭痛が酷い時は家が近いからという
理由であーずかいの家に行き看病して貰ってる
昨日も家に行ったのに申し訳ないな 、と思い
乍ら足を進める
偏頭痛の症状ってこんなに重かったっけ 、と
思うくらいに辛い
視界も感覚もぐるぐるとしてよく分からない
咳き込んだらすぐに吐いてしまいそうなほどに
胃酸が込み上げてきている
ふらふらして人にぶつかる
早くあーずかいの家に行かないと 。
けれども身体が言うことを聞かない
駅近くで倒れ込み 吐いてしまった
吐いたけれど気持ち悪さは改善されない
咳き込むのを我慢していた分1度すると
我慢してた分だけ溢れ出てくる
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い ……
何回も何回も吐いたがそれでもまだぐるぐると
していて気持ち悪い
そんな状況に思わず視界が滲む 。
気持ち悪くて辛くて限界だ 。
そんな中聞き馴染みのある声が聞こえた
そのまま意識を手放した
次回 az視点












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!