「 おい ッ .ᐟ.ᐟ.ᐟ 小柳 ッ .ᐟ.ᐟ.ᐟ 」
と 、 物を忘れてしまっただけで怒られる 。
いつもは 持ってきているが 、
運悪く 、 忘れてしまった 。
「 ヘラヘラ して よぉ ッ 、 うぜぇんだよ ッ .ᐟ.ᐟ 」
なんて 言われてしまう 。
ヘラヘラ しているのは 、もう誰にも嫌われないため 。
うざいのも しってる 。
そんな 怒号 を ききながら 地面 を 見る 。
どうしてか 、 目の前が ぼやける 。
最近ずぅっと こんなんだ 。
いっそ 、 消えてしまいたい 。
居なくなれば 開放される 。
せっかく 今日 誕生日 だと 言うのに 。
親 は 祝ってくれた 。
それだけで 凄く 嬉しかった 。
でも 、 学校で待ち受けていたのは 、
沢山の 陰口 と 怒号 。
こんなことになるなら 、
学校なんてこなきゃよかった。
なんで 、 なんで 、 なんで 。
そう 思った時には 、 屋上へと 、
足は進んでいた 。
この学校 は 屋上 が プール で とても
光と 反射して きらきら して見えた 。
冬の寒さ の 中で 、 水に 足をつけ 、
なんて 、 笑ってみる 。
上履き を 綺麗に揃えて 、
フェンス を 登り 、 笑う 。
そして 、 こう 、 言う 。
" ありがとう 。 " と 。
真っ逆さま に 落ちてゆく 。
やっと 、 開放される 。
この 世界から 。
ぐしゃり 、 という音を 鳴らし 、
俺の意識 は きえた 。
11 月 25 日 。
小柳 ロウ 死亡
とても いい 誕生日になりました 。 と
遺書には 書いてあったそうな 。
半分実話 、 半分捏造 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!