人は
生まれながらに平等じゃない
これが齢四歳にして知った社会の現実
そして僕の
最初で最後の挫折だ
事の始まりは中国軽慶市
”発光する赤児”が生まれたというニュースだった
以降各地で「超常」は発見され、原因も釈然としないまま時は流れる
いつしか「超常」は「日常」に
「架空」は「現実」に!
世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である超人社会となった現在
混乱渦巻く世の中で
かつて誰もが空想し憧れた1つの職業が脚光を浴びていた
”超常”に伴い爆発的に増加した犯罪件数
法の抜本的改正に国がもたつく間勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始めた
彼らは活躍に応じて与えられる
国から収入を!
人々から名声を!
「えー…お前らも三年ということで!!」
「本格的に将来を考え始める時期だ!!」
「今から進路希望の紙を配るが皆!!」
「大体ヒーロー科志望だよね〜」
『そりゃねーだろ勝己!』
『国立の!?』
『今年偏差値79だぞ!?』
『あ、そういや緑谷と一ノ瀬と慶雲も雄英志望だったな』
『…』
『ブフゥッw』
『慶雲と一ノ瀬はまだしも緑谷ぁ!?』
『無理っしょ!!』
『勉強出来るだけじゃヒーローにはなれないんだぞー!』
『一ノ瀬もこんな無個性に構わなくていいんだぜ?』
『そうそうwお前だって雄英いけんじゃんw』
『当たり前じゃん!”吸血鬼”とか勝ち組だしな!』
PM0時02分
同市内
「きゃー!!強盗よ〜!!」
『すぐ誰か来るのにな』
『今朝の混乱に乗じたんだろ』
『”個性”持て余してる奴なんていくらでもいるし』
『キリねぇな〜』
『!!』
「カラオケ行こーよー」
『それっきゃねえな!』
『ってこのノート…』
「将来のための?マジか!?く〜〜〜緑谷〜〜!」
「いやいや…緑谷と一ノ瀬さすがに言い返せよ…」
『言ってやんなよ、かわいそうに中三になってもまだ彼らは現実が見えてないのです』
初めましてこんにちは
変なタイミングで切っちゃうセツナさんで〜す!
くーくんとか我ながらいいネーミングセンスです!
龍斗さんはあだ名決まらなかったので辞めました!
諦めは大事ってお母さん言ってました!
ではまた次回!さようなら〜!
























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。