小説更新時間: 2024/08/25 14:51

  • ノンジャンル
  • 誰にも届かない独り言
ネット上において理解者としての活動をするとき、
相手に触れることができないことから、
相手の情報は相手自身から
全て伝えてもらわなければならない。

まず、理解者とは
相手が直面している悩みに答えを出すことで
相手を救うことを目的としている。
そのため、相手が抱える問題を
事細かに知る必要がある。
しかし、相手がただ
「辛い」「タヒにたい」だけしか言わないとなれば
根本である問題を知ることができない。
また、相手自身が
何に悩んでいるのかをわかっていなければ
解決すべき問題が何かを知ることから
始めなければならない。

ただ、自己分析と言うものは
相手が冷静でなければならない。
まず、自分がなぜ辛いのか、タヒにたいのか。
そして、なぜそうなったのか、そう思ったのか。
それぞれの根拠を辿って行く。
そして根本の問題へと行き着く。
考えることができるなら、
この時点で答えを出せる人もいる。
しかし、考えることができなければ
最初に考える「自分の感情・意思」に関する
理由付けをできない。
正直に、ただ事実を全て記すだけ。
本当に、ただそれだけ。
でも、その"それだけのこと"ができない。

本当に救われたいと願うなら、
自分から行動するしかないと言うのに。
樹は動けないのだから。

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1,588文字

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