そこから始まったのはもう質問祭り
クッソ、あの女泣かせくん絶対許さん
逆にあの目が珍しいんだよ
あぁ、もうほら糸目君の顔見なよ
すっげぇ嫌な顔してる
何で鼻から下布で覆われて目は閉じてるのにあそこまで嫌な顔できるんだろう
人間って不思議ー(((
おらこれ以上近づいたら煙草の煙ぶっかけんぞ
⋯おーおー、一目散に逃げやがって
煙草の煙強いな
昼間は酷い目にあった⋯
やっぱし船の上は海風が気持ちいな
えーっと⋯誰だっけ?この子
⋯あー、記者の譲ちゃん
あー?何だ急に
私この子になんかしたっけ?
まさか昼間の事?
それなら面倒くさいから嫌だなぁー
ほら当たった
これが女の勘は当たるってやつか
えー、普通に当たって欲しくなかったんだけど
⋯私の記憶では???
え、君氷月君の家系の人覚えてんの???
え、ストーカー?
あ、記者か
でも記者ってそんな家族関係も把握するもんなん?
知らんけれども(((
明らかに確信している目
下手なごまかしは通用しない⋯か
とするならば
右見てー
左見てー
上見てー
下見てー
斜め後ろ見てー
後ろ見てー
うん、誰もいないことを確認して
それは許しておくれ
ベットに勢いよく腰を掛けると、何本目か分からない煙草を吸い、吐く












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。