あなた side
私はナヨンオンニに駅まで歩くから先に帰って大丈夫だとメッセージを送った。
夢みたいだ、、あの日出会ったかっこいい人とまたこうやって会って、まさかお話もできるなんて。
私たちは肩を並べて駅に向かって歩みを進めた。
やっぱこの人笑顔が素敵。
男の人の渋さもありながら綺麗な感じもあって、可愛さもあるとかなんなのこの人、なんで一般人やってるの?
実は業界人とかないよね?
彼はすごい笑ってた。上機嫌そうに。
褒められて嬉しいのだろうか。
絶対イケメンとか言われ慣れてるだろ。
絶対こんなの女として見られてないよね鬱
まあただの憧れの人だからいいんだけど!!
でも可愛いって言われたしぬ嬉しい!!!私って単純なのかな?!
大学3年生だって〜、それはさらにカッコよく見えるよ、、
なんか隣にいるだけでいい匂いするし、ドキドキして仕方がない。
「あなたちゃんって呼ぶね」←これやばい。
年上にこんなメロついてるの私おわってる、どうしよう、、
こんなかっこいいお餅に認知され始めてるけど大丈夫!?!?!
そんな綺麗な顔の人に微笑みながらそう言われて、私明日死ぬんかな、、
名前で呼ぶなんてそんな節操無いことになりませんかね
彼は満足そうにもちもち笑った。
そのエクボに指はめたいですいつか。
私はここでとんでもない爆弾を投下してしまう。
彼はえ、?とでも言わんばかりのはてなが顔に書いてあった。
完全に引いてるこれ。
最悪。えっとどうやって誤魔化そうか。
彼はすぐに笑って、
彼はテンパる私を面白そうに見ていた。
こんなはずじゃなかったのにイケメンに面白い女認定された私って一体、、
まあ彼が笑ってくれたからいいや。
そんな会話を続けてたら、ロータリーに差し掛かってしまった。
ということは私駅に現れまくればジェヒョン先輩とたくさん会えるってことですか??
いや、迷惑かけられないからそんなことしないしストーカーまがいなことはしないし、ただの推しだし、、
そしたら道路を左折してバスがロータリーに入ってきた。
私は先輩に頭を下げた。
バスの扉が開いて、私はバスに乗った。
そしたらバスは閉まって、扉越しに彼が手を振ってくれた。
私も精一杯可愛くなるように手を振った。こんな私が今更可愛ぶっても、逆効果な気がするけど、笑
バスが遠ざかっても、しばらく彼は手を振って見届けてくれた。
私も彼から目を離さなかった。
なんだか、明日死ぬような気がしてきた。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。