リクエストありがとう( Ꙭ )/''
『あなた〜』
「なに?」
『カラオケ行かんか?』
「いく!!!!」
俺には年がなれた妹がおって、
親も仕事しよるから
休みの日は俺が面倒みる、
『あ、兄ちゃんの友達もおるけど大丈夫?』
「うん、大丈夫!」
さっきメンバーからLINEきて、
カラオケ行かんか?と。
メンバーは俺の家族の話知っとるから、
妹もきてええよって。
「カラオケっカラオケっ」
『楽しみか?(笑)』
「うん、お兄ちゃんとカラオケ久しぶりやし、お友達さんにも会える!!」
『迷惑かけたらあかんからな?みんな、仕事しよるから疲れとる、』
「わかった!」
そしてカラオケについて、
先に来とるメンバーたちの部屋に行った、
『きたで〜』
安田『やっときた!!』
村上『後ろの子は〜妹さん?』
『あ、そう、ほらあなた挨拶し』
「し、渋谷あなたです…」
人見知りを発揮して、後ろに隠れてん、
まぁ背高いおっさんだらけやしなぁ、(笑)
大倉『あなたちゃん?こっちおいで??』
「あっ、太鼓の達人してたお兄ちゃん!!」
丸山『いや、覚え方、(笑)』
『あなた、太鼓の達人好きなんよ(笑)』
大倉『そうなんや〜忠義兄ちゃんて呼んでみ?』
「忠義兄ちゃん!!」
横山『一瞬にして、溶けおったなあいつ(笑)』
大倉『あなたちゃん、歌は歌えるの?』
「うん!お兄ちゃんの歌なら全部覚えてる!!」
錦戸『え、じゃあさ、ズッコケ男道歌ってや』
「うん!!!!」
『なんか、ジェラシー…(笑)』
村上『可愛い可愛い妹とられたからな?(笑)』
『うるさいわ(笑)』
「きばってこーぜ」
『『『イェイ!イェイ!イェイ!』』』
「振り切ってこーぜ ほら (笑)」
『『『ブンブン』』』
「優しくて 気のきいた あの娘となんだか
いい感じ〜〜〜〜 」
錦戸『あなたちゃん、すばるに似たんやな』
丸山『歌上手いんですけど、(笑)』
『いい遺伝子を受け継いでくれたわ(笑)』
安田『いや、すばるくんの子ちゃうやん(笑)』
「ようこそ 僕らの街へ まっすぐな感謝を伝えたい〜〜〜〜」
「僕らはいつの日か
僕と君に なっていったんだね〜〜〜〜」
村上『あかん、感動しそう、(笑)』
大倉『ええ声しとんな〜』
錦戸『いつかスカウトされるんちゃう?(笑)』
『あかんよ、芸能界に入らせん、(笑)』
俺のたった1人の可愛いお姫様、
芸能界に染まってほしくない。
染まったらあなたはきっと
本気で笑う日が無くなる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。