第96話

第四章【子爵の来訪】オシオキ
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2026/02/03 10:00 更新
清川佳凛サンが クロに決まりました。

オシオキを 開始します。
~カリンチャンの 愛情いっぱいドリンク!!~

超高校級の料理人 清川佳凛 処刑執行
清川は、まるでお料理番組のようなステージに立たされていた。

でも、その周りには具材、さらには調理器具なんてモンはない。
清川佳凛
清川佳凛
………どうして、こんな所にいるんだろう……………?
清川はもちろん、困惑していた。

だって、スポットライトしか光源がなかったからな。
清川佳凛
清川佳凛
…………すいません、私って何をすればいいんですか?
すると、一気に照明が付いていった。

清川は大きく驚いて、目を伏せた。
清川佳凛
清川佳凛
えっ、どど…………急に、明るく…………!!
しかも、よく清川を見てみると、彼女の腰回りにロープが巻かれている。

また、ゆっくりと上昇しているのが分かる。
清川佳凛
清川佳凛
えええっ、何が起こっているんですか!!!!
すると、後ろにあった幕が上がり、そこには大きなミキサーがあった。

大きな音を立てて、ミキサーが起動した。
清川佳凛
清川佳凛
ちょっと…………ちょっと!!!!!
すると、清川の近くに包丁があった。
清川佳凛
清川佳凛
…………………この包丁なら、きっとロープが切れる………
彼女は必死に、包丁を取ろうと身体を近づける。

とっくに両足はステージから浮き上がっている。
清川佳凛
清川佳凛
もう少し……………もう少し…………!!
そして、ようやく包丁を握ることができた。

刃の部分を握っているのか、両手から血が流れている。

手から溢れる痛みを忘れて、清川は包丁で身体を吊り上げているロープを切り始める。

しかし、清川は徐々に大きなミキサーに近づいている。
清川佳凛
清川佳凛
…………まだ、ここから逃げられるはず……!!










そして、ミキサーに入るギリギリで、彼女は脱出に成功したモンだ。





随分と高い所から落ちたのか、すぐに起き上がることはなかった。





清川は、ようやく顔を上げる。





ミキサーから逃れることができたのだ。




清川佳凛
清川佳凛
…………た、た、助かった?





その時だった。





彼女が倒れていたステージの床が開いた。




清川は何も気づかず落下していった。





その下には、ミキサーが…………








そして、オシオキの映像は終わった。





清川の原形は、もうそこにはなかった。




第四章 【子爵の来訪】 完

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