〜紫耀side〜
今日は一段と疲れた
そんな気がした
新入生にも絡まれる始末
本当はそういうことされるのが苦手
俺が恋するなんてないんだから…
きっと……
職員室のパソコンに向かいながら
俺は1人の生徒を思い浮かべていた
そう、髙橋海人のことを。
入学式が始まる前、
昇降口で目を合わせた生徒
たくさん生徒がいた中で
一番に目がいった人だった
その後も、髙橋のクラスの担任になれた時は
なぜか嬉しくて
これからたくさん知りたいと思った
………こんなこと思ったの、初めてかも、
声の主は同じ時にこの学校に入った
隣のクラスの担任、岸優太
まさか生徒に恋なんて
そんなことできるわけがない
手を出したら教員として終わりだ
こちらの先生は
保健室のアイドルと呼ばれている
永瀬廉
まぁ、見たらわかるように
岸くんは廉に恋してる
あ、これ、両想いだ
いつ付き合うんだよ
こいつら
先上がったのは気まずかったから
なんと言ってもあの2人の雰囲気に呑まれそうだったから
早く付き合ってくれないかな〜
………俺は、髙橋と、
って何考えてんだよ俺!//
……でも、神宮寺と話してるところ見て
何故かモヤモヤしてしまった
そんな自分が嫌になる











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。