岩泉side
男同士なんだから、喋ることだってあるだろ…
否定は、できない。
そういえば俺は及川のことを恋愛として見ていたことがあったから。木兎にハグされた時に顔を赤くしてしまったから。
どうしよう此奴どんどん話進めてく……
力付くで開けるか…?いや無理だ何考えてんだ俺。この倉庫を鍵なしで開けるのは無理。
頭のネジぶっっっっとんでんなぁ……
そう言って、姫野の声は聞こえなくなった。
明日、ここの倉庫は使わない………
いや、来るかっっ!?!?!?来ない気しか
しねぇっっ!!!!!!
また、足に力が…
足に力が入らなくて、俺の頭は棚の角にぶつかった。
そのあまりの痛さに、俺は起き上がれなくなった。
頭を触ると、大量の血が
そうだ、俺さっきから体調がおかしかったんだ。
餓死じゃなくて出血死する…
死ぬ前に、及川に前のこと謝っとけば良かった…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。