第71話

茈百 「 マスター 」 前編
600
2026/08/03 12:00 更新
 長いかも



 茈side



夜10時、

残業も少なくて、珍しく早く帰れそうだ 。

同僚
 なぁ、紫雲 
茈
 んだよ。 
茈
 俺今日は早く帰りた( 
同僚
 、…ほら!今日俺振られたじゃん 
同僚
 慰めがてら呑まねぇか…?、 
茈
 …無理( 
同僚
 そんな事言うなよ~、高校からの仲やん 
茈
 ………、 


こいつが何かに誘う前は毎回この文言だ 。

何かと断らずに行く俺もまぁまぁだけどな



茈
 で、何処行くん 
同僚
 行き付けのバーだよ 
茈
 …へー、お前バーとか行くんや 
同僚
 まぁ、まぁなッ!! 


ちょっと自慢気にする同僚に少し頬が緩む

同僚
 …お、着いた着いたここ 


案内してもらった先には

少し小洒落たとてもバーとは思えない
綺麗な所だった 。

茈
 ここ、まじでバー? 
同僚
 バーだよ、マスターが設計したらしい 
茈
 へー、、 


洒落た物は好きなもんで
少しテンションが上がる 。



カラン…カラン

百
 ぉ、◯◯くんいらっしゃい(笑顔) 
同僚
 マスター!お疲れ様です! 
百
 だからマスターってやめてよ 
同僚
 えー、でも本名知らないっすもん 
百
 本名教えちゃダメなんだよね…、 
同僚
 じゃあマスター以外呼び方ないっす 


「マスター」と呼ばれている人は
俺と同い年かちょっと年上くらいの見た目をしていた

百
 …その子は、? 
同僚
 同僚! 
百
 なるほどね、 
百
 ゆっくりしてってー 
茈
 あざっす、、 


意外とラフな人で
初めましてなのに、凄く安心する雰囲気だった



百
 何呑む?新作入ったけど… 
同僚
 まじっすか!じゃあそれで… 
百
 はーい、同僚くんは? 
茈
 あー、ショートカクテル?で、お願いします 
百
 えっ、ショート?!…分かった 


何をそんなに驚くんだろう 。

ショートって名前だから度数も弱い
そう勘違いしていた俺が馬鹿だった



茈
 ぅ゛ー、ッ 
同僚
 ………はぁ、、 
百
 多分、、名前で勘違いしてたよね 。 
同僚
 そうっすね… 
百
 どうする?もう店閉めなきゃでさ、 
同僚
 家引っ越してたから知らないんすよね 
百
 じゃあバックヤードに仮眠室あるし、 
 そこに寝かせとくから
同僚
 まじすかっ!ありがとうございます! 
同僚
 じゃあ、、おねがいします… 


思ったより長くなっちゃったので後編に続かせましたスミマセン

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