第3話

機械化歩兵戦 2
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2024/11/15 09:47 更新
車長と操縦手が新しく受領した戦車を見る。

2010年制式化、10式140型改
…10式の車体から油気圧サスペンションを取り外し、KE防御を全周200mmに抑え、140mm滑腔砲を搭載した4人乗りの棺桶である。

車長
「たまげた!すごい骨董品だ、あきれた。」
操縦手
「10式改、140mm砲搭載型、戦死確実だな。」
装填手
「200年物のシャーシすげぇ、テクノロジーだな。」
砲手
「老人を国体に出してんのと変わんねぇな、イカれてる。」
しばらくして野営地から戦車が3両出撃した。
B小隊長
「FSL側は1個小隊3両第4世代」
「位置は幹線道路129号を北上中」
「中津川付近の水田で待ち伏せる」

3両の戦車が農道の低木に隠れる。
しばらくした頃、道路の破壊されたトラックをFSLの主力戦車が取り囲む。

1号車 車長
「敵戦車発見。12時方向、800ヤード」
B小隊長
「正面の戦車!徹甲!」
装填手
「装填よーし!」

B小隊長
「班集中射!撃て!」
砲手
「発射!」
3両の戦車が射撃する。
FSLの戦車は初撃で2両破壊された。

だが奇襲を受けてからの対応はFSLの第4世代戦車の方が早かった。
射撃位置を瞬時に特定し、自動で照準。あとは射撃ボタンを押すだけ。
次の瞬間、大きな轟音とともに1号車から勢い良く火が吹き出した。
B小隊長
「全車前進!3号車!左へ!囲むぞ!」
「敵戦車が正面をこちらに向けた!」
「正面の戦車!対榴!」

操縦手が33kgの砲弾を閉鎖機に押し込む。

装填手
「装填よーし!」

B小隊長
「班集中行進射!撃て!」
砲手
「発射!」
FSLの戦車が水の枯れた水田に入った頃、2両の戦車が両側から射撃する。
140mm砲の重い発射音が街に響き渡る。だが2両の対戦車榴弾は第4世代戦車の分厚い装甲に防がれた。
…そして3号車が撃破される。
2号車はその間、FSLの戦車の側面に回り込む
だがFSLの戦車の砲塔が2号車に指向する。

B小隊長
「急げ!撃て!撃て!」
砲手
「発射!」
ドーン
2両の戦車が同時に射撃する。
低木の茂みに隠れていたA小隊の1人が無線機を使う。

A小隊長
「HQ.HQ こちらA小隊」
「敵戦車3両をB小隊が撃破。B小隊は2両が破壊、1両が擱座、行動不能です。」



つづく━

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