第17話

風邪2
767
2023/05/14 12:02 更新
あなた
少し安静にしてください
ゴゴリ
ん〜、熱い...
あなた
冷えピタです、あと水も
ゴゴリ
ひゃ、冷たい!
ゴゴリ
でも、すっきり...
あなた
大人しく寝てくださいね、うつしちゃったのは本当にすみません!
ゴゴリ
いやぁ、ずっとあなたの近くにいたのは僕だし...
あなた
その節はほんとにありがとうございました、
ゴゴリ
へへ、あなたが元気ならいいや
ふわっと笑った彼は火照った顔で眠ってしまった
あなた
よーし、昨日のお返しだ!たーんと、美味しいおかゆ作っちゃうぞ
食材を準備している間、彼は夢を見ていた
ゴゴリ
あれ、熱下がった?あなたは
嗚呼夢か、
あなた
ゴーゴリさん!
あなた
見てください!とっても綺麗な海ですよ!
ゴゴリ
海?
目の前に見えるのは、美しく青く光る海と、
麦わら帽子を押え、楽しそうにこちらを呼ぶあなたがいた。
あなた
ゴーゴリさん!
ゴゴリ
なぁに?
あなた
砂浜まで行きたいです!
ゴゴリ
もちろん!お安い御用さ!
彼女の手を取ってゆったりとエスコートをする。
砂浜について海の近くでサンダルを潮の流れに呑まれながら座る。
ゴゴリ
綺麗だ...
その言葉はこの景色だけでなく、それ以上に彼女に向けた言葉だ。
あなた
夢見たい...私、もっとゴーゴリさんといっしょに色んなところにお出かけしたいです!
ゴゴリ
それは、デートの誘いであってる?
あなた
なっ///
ゴゴリ
ふふ
夢はやけに現実味があって、覚めなきゃいいのにと思うくらいこの時間が愛おしい。
嗚呼、ずっとこのまま...あなたと
あなた
......ん!
あなた
.....さん!
あなた
ゴーゴリさん!
ゴゴリ
ゴゴリ
あなたっ
あなた
よ、良かったぁ...寝たままぽっくりいっちゃったのかと...
あなた
...ゴーゴリさん?
あなた
もしかして寝惚けて...
ゴゴリ
...あなた
あなた
はい?
ゴゴリ
熱が下がったらまた、一緒にお出かけしよう!
あなた
え、いいですよ!
あなた
熱が下がったら、ですからね!
ゴゴリ
もちろん!
ゴゴリ
いい匂い...
あなた
あ、おかゆ作ったんですよ!
あなた
食べますか?
ゴゴリ
うん!僕、お腹すいたや
あなた
待っててください!持ってきます!
その後、あなたに甘えてあーんをしてもらって、照れ顔を拝みながら、この後のデートについて楽しみに考えているゴーゴリ。

夢に出てきたのを正夢にしてしまおう!
と、ゴーゴリさん心の声ダダ漏れであなたに疑われるのでした。

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