第5話

4話
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2024/10/24 14:19 更新
影浦 御影
っ…デジャブ…
似たような状況から目を覚ます。体に違和感はほとんどないため,体を起こしていいと判断する
少し周りを見ると,そこには…白い女性が立っていた。
もちろん真っ白一色ではない,しかしその様子はまるで雪を連想させる。基本的に白の服,それに耳当てもあるとそう感じざる負えない
とまぁ色々言っているが,一体誰だこの人物は
影浦 御影
・・・えっと,誰ですか…?
分からないなら聞く。至極真っ当である
白空 霙
えっと…白空霙です。さっき後ろに出てきた…霙って呼んでください
影浦 御影
・・・?
なにを言っているのか心当たりがなく迷っていると,ふと思い出す
影浦 御影
えっと…もしかして意識が途切れる前に声を掛けてきたあの…?
白空 霙
はい…ごめんなさい!
そう言って女性…白空さんは頭を下げる。
こちらとしては特に気にしていないのであまり気にしない,というか当たったのか,という気分である
影浦 御影
まぁ気にしてないので良いですよ…えっと,それで俺は何をすれば良いんですか?
白空 霙
・・・あっはい!えっとこれから説明があるのですが…それは迎えの方にお願いする予定です
影浦 御影
迎え?霙さんが教えてくれるわけではないんですか?
白空 霙
あぁ…すみません。私は先ほどの阿慈谷先生の護衛を指示されているので,そこまで相手をできなくて…
影浦 御影
あぁなるほど,了解です。どこに行けば良いですかね?
白空 霙
あ,えっと…そろそろ来ると思います
影浦 御影
そうですか。それではまた会えるのを楽しみにしていますね
白空 霙
・・・えぇ,さようなら。
そう言って霙さんはその場を後にした
そろそろ来る,と言っていたしここで待つことにするが,一つだけ引っかかる点がある
影浦 御影
「さようなら」,か…
一見普通だ,一般人でもよく言う別れの挨拶
しかしあの人からは…どこか,噛み締めるような。さんな,大切な言葉を言ったようだった
影浦 御影
どう言うこと,なんだろうな…
八咫 是鈴
お教えしましょうか?
影浦 御影
うぉあ!!!!?
影浦 御影
・・・って,八咫さんですか…びっくりするので急に後ろに出てこないでください…
八咫 是鈴
貴方もできるんですけどね?
迎え,と言うのは八咫さんだった
正直安心した。知らない人だと対応に困るし,かと言って知っている人は八咫さん以外まともじゃない
影浦 御影
と言うか…真っ黒ですね,八咫さん
八咫 是鈴
まぁ…私の二つ名,八咫烏ですから
影浦 御影
へぇそうなんですか…って,え?
八咫 是鈴
はい?
影浦 御影
二つ名…?というか八咫烏って…国外の…日本の神様じゃなかったですか?
八咫 是鈴
えぇそうですよ。博識ですね
影浦 御影
そりゃ自分が使ってる言語の元がどこかは気になりますし…
影浦 御影
思ったより面白かったんで
八咫 是鈴
そうですか…まぁ,勉強するのは良いことですね
影浦 御影
ありがとうございます
八咫 是鈴
・・・それじゃ,行きますか
影浦 御影
へ?行くってどこに?
八咫 是鈴
私達の…マフィアの本部ですね
影浦 御影
・・・あっ,そういえばそういう話でしたね!
八咫 是鈴
・・・えぇ,そうですよ。
影浦 御影
というかマフィアの本部って…固有名詞はないんですか?
八咫 是鈴
事達さんの意向で…
八咫 是鈴
「固有名詞なんて要らない。名前は重要だからこそ,安易に付ける訳にはいかない」,と
影浦 御影
はー…成程。まぁ確かに名前は大切ですよね
八咫 是鈴
えぇ,そうですね
そんな会話をしているうちに車に着く
八咫 是鈴
まぁ諸々の説明は車でしましょう。どうぞ乗ってください
影浦 御影
あ,はい。ありがとうございます
大人しく後部座席に乗り,八咫さんの行動を待つ
八咫 是鈴
それでは行きますか。
慣れた手つきで出発する。まぁ当然と言えば当然か
八咫 是鈴
・・・では,軽く私達に対する質問を受け付けましょうかね
影浦 御影
え?あぁ…じゃあ色々と聞かせてもらいますね
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