モブ1side
昼休み。少し中庭を散歩していたら、天馬先輩を発見した。
近づいてみたら、隣に印象的な紫色の髪の毛が。神代先輩もいるらしい。
ゔっ…既に甘い空気がこっちに漂ってくる…
モブ2が来るの待つか…
少し離れた場所にまで聞こえてくる天馬先輩の声に、思わず文句が。
すると、突然長身の紫髪が俺の目の前に。
…えっ…!?
…え゙ーーー…
なんでそうなるんだっ!!!!
大人しく野菜を食わされとけ!!!!!
アンタバレるだろ!自分がどんだけ身長高いのか分かってんのか!?俺より7cmくらい高いだろうが!
俺の座っていたベンチをひょいと乗り越えて、茂み辺りに隠れた。
…あれ、意外とバレなそうだな、これ。
…待て、これフラグか?()
さぁモブ1くん、早速フラグ回収のピーンチ!!!
とか実況してる場合じゃないのよ、俺。
演技力ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普通にショーキャストの前でやる演技じゃねぇッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
演技力ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい、モブ1、見事にフラグを回収致しました。ありがとうございました。
もうね、今放心状態なのよ、俺。
え待って普通に怖いんだけどこの人ッ!?
ごわ゙い゙っ゙で!!!!!!!!!!!!!!
怖いッ!真顔で低音で言ってくるのが怖いッ!
眼光鋭すぎるって!!!!いつものキラキラした目はどうしたっ!?!?
そんでそのまま連行されていく神代先輩…
変に神代先輩に関わるの辞めておこ…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。