『 バーボン 』
...一瞬、バーボンの顔が引きつったのは
気の所為だろうか
まあ、そんな事は私には関係ないけれど
......ボスは此処最近、バーボンに任務を出して
いないと言っていた。
ではどうして少しある。と嘘をついたのか。
米花町にある小さな公園の入口を
横切った時、ふと数人の視線を感じた。
4人の子供たちが私にボールを取って欲しい
とお願いしてきた。背が小さい子供達だ。
小学生低学年だろうか。
案内された場所は、この公園で1番大きな木。
おおよそ7m程か?
しかし小さな公園にしてはデカすぎる。
と思ったが、
何よりもこの子供達が蹴ったボールが
こんな高さまで普通飛ぶか?
まあいい、私はあのボールを取ってさっさと帰る
そう言って私はボールを取るために木を
登り始めた。
...久々にお礼言われたな。
やっぱり『ありがとう』って言葉いいね。
って何言ってんだろ私。
プルルルル_____プルルルル_____
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!