右も左も分からない土地に、旦那が喜ぶ姿を求めて飛び込んできたというのにその旦那はおれが見ていないときに他の男といちゃついていた。
その事実が衝撃で耐えられなくてつい逃げ出した。
追いかけてくるチャギ。
てかなんかニヤニヤしてんだけどあの人!💢
ブンブンと両手を降ってチャギを遠ざける。
そう言って近づいてくる教師…もとい詐欺師。
耳を塞いで目をつぶった。
その隙にチャギが俺の手をとってずんずんと家の方向に進んでいく。
そう言ってジョンイニを押して外へ出る詐欺師の浮気相手(?)
自分で言っといて虚しくなって大量の涙が溢れ出す。
少し困り顔でティッシュをとってくれるチャギ。
きっとあいつというのはさっきのフィリックス先生のことなのだろう。
あいつとはなんも無いよ、なんて言いながらおれの頭を優しく撫でる。
そのおれを心底大切に思っているような目はきっと本心だって思っていいのだろうか。
てかもう先生じゃないって!
なんて言って焦っているチャギ。
ニコッと笑っておれの頭を撫でるチャギ。
土下座の勢いで謝るチャギ。
立ち上がった瞬間に、チャギが上目遣いでおれの腕を引っ張った。
愛だね笑笑なんてケタケタ笑ってるチャギ。
そりゃそうだよ。おれらついつい忘れちゃうけど新婚なんだよ。
結婚式もあげてないし大学ではイメージが悪くならないように知ってる身内だけにしか言ってないけどさ。
だからって会いたくない訳じゃないし、ずっと一緒にいたいって思うのが普通じゃん。
もしチャギが一緒に死んで欲しいなんて思っても、チャギは勝手にフラ〜っとひとりでどっか行って、いつの間にかこの世に居ないってこと有り得そうだな。
チャギなら心配かけないようにきっとそうするんだろう。
否定しないところもまた、大人気なくて苦しくなる。
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まだ終わりません。
なぜなら自分が長編しか書けない人間だからです。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。