第7話

7話
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2024/01/03 18:05
道路をバイクで走りながら、神成は今日の夕飯のことを考えていた。材料はパン屋という職業柄、一般家庭よりも多く種類、量とあるだろう。
無難にカレーかな、などと考えていると、家に着いた。現在時刻は、14時。少し遅くなってしまった。いつもはミルクだけじゃなく、パンも売っている。そのため、今日はいつもより早く帰られた。
またいつも通り、夜もパンを売ってお金を稼ごうと、考えていた。
きゅぴ⚡
ん…?
ふと、店の前に人影が見えた。
成人男性ほどの黒い影と、白髪と赤髪の小さい影。そう、うちの妹達のような…
きゅぴ⚡
といとあかり…!?
何をしているのか、誰といるのか、なんで外にいるのか、考えを巡らせた。だが、答えが出るより先に、2人の方へと駆け出していた。
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らだ🧣
…んぉ?
ザクザクザクと、こちらに駆け寄ってくる足音の方へ向く。そこには、寒そうな格好をした黒ギャルがいた。
??
2人とも!なんで外出てんの!?
??
パン、うりたかったの!
??
このひとがね、5こかってくれるんだって!
??
な…なんだ…そんなことか…。
へろへろと息を荒くしながら崩れ落ちる黒ギャル。
一方らっだぁは、走ってきた方向を見ると、配達用のバイクがあるため、この子達とも親しいらしいし、パン屋で、この子達のお姉さんとかか?などと考えていた。
??
アッ…すみません、お見苦しいところお見せして…。
彼女は神成きゅぴと名乗った。この子達はあかりとといと言い、パン屋をしているらしい。神成は、私たちは姉妹で、私が2人を養っている、と言った。
⚡きゅぴ
そんで、パンでしたっけ?
らだ🧣
あ、はい。ちなみに、他にもメニューってあります?
⚡きゅぴ
あー…まあ、あるっちゃありますね…。
目を逸らし、気まずそうに肯定する神成。
どういう意味か分からず困惑するらっだぁ。
⚡きゅぴ
そのぉ…「ギャルミルク」って…ご存知で…?
らだ🧣
あー!はいはい、警察の友達に聞いたわ!
なんでも、得体の知れない「ギャルミルク」なるものを売っているギャルがいると、今でも偶に連絡をとっているsellyから聞いたのだ。味は牛乳だが、どこからか「出した」ものだと。警察内で少し話題なのだそうだ。
⚡きゅぴ
冷蔵庫から「出した」っすからね!?!?あと結婚してる人への配慮はしてますよ!?!?
🐾とい
パンもってきたよ!
⚡きゅぴ
あ、ありがとうねぇ…。
情緒がボロボロの神成を横目に絲依にパンを貰うらっだぁ。
パンはごく普通に美味しそうなパンだった。
らだ🧣
お、あざす〜。いくらすか?
⚡きゅぴ
えーっと、まあご迷惑ー…?おかけしたんでぇ、1個5万で25万いただきます。
らだ🧣
はーい。
日本よりロスサントスは物価が何倍も高いが、皆それで慣れてしまっているので、異常に思うものはいない。
らだ🧣
よし。じゃ、また今度〜。
⚡きゅぴ
はーい!お気を付けてー!
パンを手土産に立ち去ろうとするらっだぁ。しかし、あ、と声を漏らし、立ち止まり振り返る。
らだ🧣
次は「冷蔵庫」から「出した」『ギャルミルク』もくださいね。
────────────────────
ども。
今年は不幸が続くねぇ。
被害に遭われた方々、ご自愛くださいませ。
最後のセリフの意味は特にありません。煽り文みたいなもんです。
んで、2個前の小説のたしか追記で言ったものを覚えてますでしょうか。
そう、この小説をフォロワー限定にするかどうかです。
一応二次創作なので、した方がいいかな?と。

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あ、あと
110いいね、100お気に入りありがとうございます!!
まだまだがんばります!!
じゃーね。

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