カツンッ
カツンッ
地下に続く道を歩む度に 歩く音が響く
※まだ怒っている
最下層
カツカツカツカツカツカツカツ
タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ
本殿
ザッ
そう言うと 本殿にある巨大な魔法陣が描かれた扉に触れる
後ろにいる彼らには目もくれず 淡々と扉を見つめる
ポワワッと 扉に描かれた魔法陣が淡く光る
シィン…
ガチャンッ
ガチャカチャカチンッ
カチチチチチッ
ガゴンッ
ガガガガガガッ…
扉が開かれていく
それと共に
ヒュンッ
ピタッ
パシッ
止まった矢を受け止めると
開いた扉の その奥の方を見つめる
先程の合言葉で聞いた声とは別の 女性の声
『いざ行こう』
カツンッと奥から足音が聞こえる
そして 現れる
至高たる二柱の権現に
本殿最奥
アイツの声がする
なんで?
確かに俺はこの手で最後のアリマリスを殺した
そして呪いは解かれ俺は本当の混沌へとなったはずだッ!!
それだと言うのに 何故あの女の声がする
まぁいい そんなことは深く考えなくて良い
今の俺がヤるべきことは
あの女を
アリマリスを
この手で殺せば良いんだ
次期の混沌の王であるこの俺に殺される事はなんてことの無い名誉だからな!
ただの神の呪いは 果たして王へとなれるのだろうか?













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!