第5話

風邪 緋山先生 診察
7,705
2021/03/24 09:00
冴島はるか
冴島はるか
緋山先生、次の患者さんはあなたちゃん16歳です。4日前から38度を超える熱が出ているそうです。呼んでよろしいですか?
緋山 美帆子
緋山 美帆子
あなたちゃん?久しぶりだねぇー
うん、よろしく!
━━━━━━━━━━━━━━━
冴島はるか
冴島はるか
あなたちゃーん。
あなた
あなた
は、はい…
冴島はるか
冴島はるか
久しぶりだね〜。今日は緋山先生だからね。行こっか!
あなた
あなた
はい…
冴島side
はい。と言ったものの、中々動こうとしないあなたちゃん。緋山先生呼んだ方が良さそうだな。
冴島はるか
冴島はるか
ちょっと待っててね〜。
と言い、緋山先生を呼んだ。
冴島はるか
冴島はるか
緋山先生、ダメです。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
ダメか、、わかった。
あなたside
久しぶりだし、怖いな…
何されるんだろう、、
あぁ…緋山先生来た……
もう逃げられないよォ泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
よいしょ、あなたちゃん。久しぶりだね!熱でちゃったって?
あなた
あなた
コクッ…
緋山 美帆子
緋山 美帆子
そっかそっか、
なんでお熱出ちゃったのか知りたいから、お部屋一緒に行こうね。
と言い、少し強引に診察室へ連れていった。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
来なければ良かったぁ… って思ってる?笑
あなた
あなた
ぇ…?
緋山 美帆子
緋山 美帆子
顔に出てるよ〜。
まぁ診察しないで帰らせる訳には行かないからね。
とりあえず胸の音聞かせてね〜
冴島はるか
冴島はるか
ちょっとごめんね〜
と言い、あなたの後ろに周り緋山が下から聴診器を入れやすいようにした。
あなた
あなた
……泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
泣かないの〜。大丈夫だから!
ちょっと冷たいよ〜
と言い、ゆっくり聴診器を当てていった。
あなた
あなた
ビクッ…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
息止めないで〜。深呼吸して〜
吸って、吐いて〜
あなた
あなた
ふぅー…泣んん、、
冴島はるか
冴島はるか
大丈夫、大丈夫。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
よし、おっけ!次喉ね〜
冴島はるか
冴島はるか
顔抑えるね。
あなた
あなた
んっ… 待って待って泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
ん〜?大丈夫だからね。口開けて〜
と言っても固く口を閉じているあなた。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
お鼻つまんじゃうよー?
あなた
あなた
んーん〜!!泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
嫌だよね〜?じゃあお口開けようね。
鼻を摘まれるのがよっぽど嫌だったのか、小さくだが口を開けてくれた。
あなた
あなた
ぁ…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
はい、ありがとう〜。ごめんね〜
と言い、小さく開けられた口の中に舌厚板を入れ、大きく口を空けさせた。
あなた
あなた
あぁぁ泣ん〜…ゴホッゴホッ!!泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
よし、頑張ったね〜。喉赤いね。痛いかな?
あなた
あなた
……泣 コクン…グズッ
緋山 美帆子
緋山 美帆子
そうだよね。痛そうだね。熱高いね。
あなた
あなた
やだ…泣やだ、、
緋山 美帆子
緋山 美帆子
んー?もうわかっちゃったの?
冴島はるか
冴島はるか
早いね〜。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
もう何回もやってるもんね〜。
でもね、もう4日間も38度超える熱が出てたら、辛いと思うからね。頑張ろう!
あなた
あなた
やだ、絶対にいや!泣お願い…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
あなたちゃん、ごめんね。頑張ろうね〜
あなた
あなた
やだってば!泣お願い〜泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
ごめんね〜。ベッドに横になろうか。
と言い、あなたの手を握ろうとした時、あなたは診察室の片隅に逃げてしまった。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
あなたちゃん、白石先生も呼ぼうか?
あなた
あなた
だめぇ泣もう下がったから帰る…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
下がったの〜?測ってみようか!
と言い、あなたの脇に体温計を挟んだ。
あなた
あなた
自分で出来る泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
できるよね〜。でもね、しっかり挟まないと分からないからね。
ピピピピピピ
緋山 美帆子
緋山 美帆子
あなたちゃん、上がってるね。尚更頑張らないと!ほら、出ておいで〜
と言い、あなたちゃんの腕を引っ張るも、机の脚をぎゅっと握り、出てこない。
仕方ない。と思った緋山はある人を呼びに行った。
数分後
藍沢 耕作
藍沢 耕作
誰だ〜イヤイヤしている子は?
あなた
あなた
ビクッ…泣
藍沢 耕作
藍沢 耕作
あなたか〜?
あなた
あなた
フルフル…泣
藍沢 耕作
藍沢 耕作
違うのか?笑じゃあ誰かなぁ?
と言いながら、少しずつあなたを引っ張り出してくる藍沢。
最終的にベッドに寝かされてしまった。
緋山 美帆子
緋山 美帆子
藍沢、ありがとう〜。あなたちゃん、ごめんね。頑張ろうね。
藍沢 耕作
藍沢 耕作
おう、じゃあ。頑張れよ。 ポンポン
藍沢と入れ違いで白石が来てくれた。
さすがに冴島1人では抑えられなかったからだ。
白石 恵
白石 恵
おまたせ〜。あなたちゃん久しぶりだね。大丈夫だからね。
と言いながらしっかり体を抑える白石と冴島。
緋山はその間に座薬の準備をしていた。
あなた
あなた
やめて…泣お願い泣
許して……泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
よし、じゃあちょっとごめんね〜
力抜いて〜深呼吸して〜
あなた
あなた
ほんとに、やめて泣ヤダヤダ…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
力抜いて〜。
と優しく声をかけながら座薬を奥まで入れた。
あなた
あなた
痛いっ泣ん…!やめて!泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
はい、終わり〜。頑張ったね!
あなた
あなた
ぅぅぅ泣
白石 恵
白石 恵
頑張ったね〜!偉かったよ!
冴島はるか
冴島はるか
もう終わったからね〜。よく頑張ったね!
緋山 美帆子
緋山 美帆子
よいしょ、これお薬手帳ね。
よく頑張りました!
あなた
あなた
ありがとう、ございました…泣
緋山 美帆子
緋山 美帆子
はい、じゃあまたね!
あなた
あなた
コクッ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
私事ですが、実は今日誕生日です!!
私と同じで今日誕生日の方、おめでとうございます!


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