夕日が綺麗に見える場所。
其処は採菊さんに告白された公園。
私にとって此処が綺麗に夕日が見える場所。
私の異能力は大蛇を出したり、時間を指定できる能力。
時間が指定できるのは条件が必要なため使った事がない。
そして、大蛇がいる間は私が触れた人だけ大蛇から視覚を共有出来る。
私が採菊さんの方へ顔を向けると採菊さんは私にキスを落とした。
この人にはなんでもお見通しな訳か……
彼にスイッチが入ってしまったみたいで、私にはどうする事も出来ない。
抵抗すれば朝までなため大人しく云う事にしよう……
お母さんの家に逃げるでもいいんだけどね……
お仕置が確定になってしまうので其の考えは捨てました。
翌日、彼の宣言通り立てなくなり仕事を休みました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。