第3話

#2 話し合い
45
2025/10/08 10:43 更新





憎悪side.



今日は会議。

しかし、いつもとは違って
ひどく張り詰めた空気で行うものだ。

失踪の事実を告げたものに続き、
他のSSも集まった。

そりゃそうだろう、SSのメンバーが
何人も失踪しているのだから。
幽玄ノ乱
…まとめるぞ。
今の失踪者は─────


慶太リベリオンシンスケ神竜実来未来太鼓ヴァーレン2F29ヴェリスVixtory
南都CRUXNAUT則夫第六裏ヴィクターvVV

合計8名。

これからどうするかを話し合う。

そう優斗は宣言した。
幽玄ノ乱
…何か意見はあるか?
poxei◆DOON
…そうだな……
やはり探すのが最適解ではないか?
居なくなったのは8名、対して
私たちは9名。他関係者も含めれば
かなり捗ると思うのだが……
憎悪と醜悪の花束(裏)
俺は賛成だ…
彁(裏)
僕はなんでもいいよ。
正直……
ダンガンノーツ(裏)
正直…なんだ?
彁(裏)
……いや、いいよ。
言う気も失せた。

そんなふうに吐き捨てるぼつでーた。

……コイツには嫌な縁がある。

それはどうでも良い。

ここで声を上げたのは…
ドンカマ2000
…それならSS内で分担した方がいいよ
とりあえず一人に対して誰かを…
みたいな感じでさ。
23時54分、陽の旅路へのプレリュード
そうですね、その方が効率的です。
ダーク・エクス・マキナ♡
でも分け方どうするのよ?
ドンカマ2000
一旦立候補で行きたいところ。
幽玄ノ乱
……じゃあ、指名で探したい者。

こうして俺たちに問いかける。

俺は決めているが…

他はどう出る?
ダンガンノーツ(裏)
俺はミナトがいい。
ミナトを探す。
幽玄ノ乱
異論はあるか?

みんな首を横に振る。

ここで俺も立候補するか…
憎悪と醜悪の花束(裏)
俺…ヴェリスがいい
poxei◆DOON
奇遇だな、私もだ。

そういうわけでヴェリスも決まった。

それから話し合いを重ね、

慶太は優斗、

実来はマキナ、

シンスケは雄星、

ヴァーレンはうづき、

ヴェリスは俺とセイン、

南都はエディ、

則夫は美鈴、

ヴィクターはレイラという組み合わせになった。



全員立候補なのがまた仲良しだなと思った。

まぁ俺もだが…

さて、ここまで決まったら…
幽玄ノ乱
各自解散。
あと、解決を一人でしようとするな。
特に先程ペアにならなかった者。
非常に危険だ
ダンガンノーツ(裏)
分かってる。

そんな形で会議は終わった。

皆が会議室を出ていく中、俺は動けなかった。

怖い、怖い……

大丈夫だろうか。

あいつは…あいつは平気だろうか。

そう考え事をしていたら、
気がついた頃には周りに誰もいなかった。

…そろそろ行くか。

そう思って席を立つ。






















その瞬間、

ふっと気配が現れた。
憎悪と醜悪の花束(裏)
…誰だ

気配のあった方を向くが、誰もいない。

刹那…
首に腕を掛けられ
思いっきり絞められる感覚があった。
憎悪と醜悪の花束(裏)
こひゅ"ッ…!?

暗転。

俺の意識は闇へ誘われた。





幽玄side
幽玄ノ乱
……ん?

瞑想していたその時。

先程まで会議室にあったリディアの気配が消えた。

移動した訳では無い。

突如消えたのだ。

……待て、微かにもうひとつ気配があったな。

誰の気配だ…?

まさか、奴まで攫われたか!?
幽玄ノ乱
…チッ、これは不味い……
1人になったところを狙われるか!!

その事に気がついた私は、
今ここにいてはまずいと直感した。

周りには人気がない。

疲れるが、この手を使うしかない。



神通力、この力は偉大だ。

修行の成果が出た。

我が家に移動すると、兄と弟が茶の間で
座っていた。
双竜ノ乱
…優斗、おかえり。
幽玄ノ乱
ただいま。
紫煌ノ乱
シンスケさんのこと聞きましたよ。
大変ですね…
幽玄ノ乱
シンスケだけじゃないというのが
また厄介でな…

そりゃあ驚くだろうな。

…それで、決まったことなどを話した。

そうすれば…
双竜ノ乱
なんっで教えてくんなかったのっ!!
弟の一大事に、長男がなにもできないの
やなんだけど!!!
幽玄ノ乱
…え
紫煌ノ乱
そうですよっ、本当に…
幽玄ノ乱
すまん…

叱られてしまった。

確かに伝えるべきだったな、

色々慌てて教えるのを忘れていた。

…それはそうと
双竜ノ乱
俺にも手伝わせて!!
紫煌ノ乱
自分も何か出来ることがあれば!!
幽玄ノ乱
……良いのか?
双竜ノ乱
ダメな理由なんてないよっ!!
幽玄ノ乱
感謝する。
有難く手を借りよう。
紫煌ノ乱
慶太、無事だといいですけど……

不安そうになる弟と、
意気込んでいる兄。

……ふと、頭に慶太の笑顔が浮かんだ。

またあの笑顔を見たい。

早く助けてやらねば…

プリ小説オーディオドラマ