流されたかの様に グクと付き合い始めた私
意外とグクが積極的だったり、強引だったり で
束縛欲が強い彼にハマっていってしまった …
私はいつも通り、タトゥースタジオに出勤して
今日はジヨンの予約が入ってるから
少し容姿に気合いを入れちゃってるんだけど …
ほ 、ほら、推し相手だから
良く見られたいじゃん!?//

そう、付き合い始めてからは
グクが「俺もヌナにタトゥー施しまぁす」
… とか、ふざけて言って
よく首筋や鎖骨周りにキスマを付けてくる
私は ハァ 、と 溜息ついて
個室の鏡で首筋を撫でて見てると …
ー ____ カランコロン 🎐
ジヨンが予約した時間までまだ1時間前なのに
店のドアが開く音がしたから
推しが客なんて、慣れっこないよねぇ
そう思いながら口角を上げ入り口へ向かうと

グクだった …
ヘラヘラ笑って
受け付けのイスに腰かけるグク
… いや、あんた店員かっての!
此処の時間割を把握してんじゃん グク …
うん、 今まだ昼後のフリータイムですもの … (
ー ___ パラパラ … 📖

帳を取り上げようと手を伸ばすと
ー ___ グイ ッ 、 ポスン ッ
引っ張られて 彼の胸板によって受け止められ
顔を上げれば グクと目が合った

グクがそっと耳元に低音で話しかけてきて …
あ、この流れはイカンと思いながらも
彼の腕の中にすっぽりで、ジッとしてる今の私は
年上の威厳など全く無い

ー ___ ヂュ ッ …
首筋の一点が熱くなり、 鳥肌が立つくらいに
体がゾクゾクと反応する

ー ___ ヂュ ゥ ゥ ッ …
『ヌナは俺のなんだから』
🕸️🐰『愛を印して』
𝑭𝒊𝒏 .













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。