テレポートでやって来たけど、話には聞いていたがかなりの規模の階段だ。
階段は真っ直ぐ空の方へと続いていて、先の方は雲で隠れてしまっていて見えない。
……途中にはモンスターも居るみたいだし、慎重に進まなければ。
皆んなで改めて意気込んだところで、ここからは一段一段、確実に階段を登って行かなければならない。
よつばさんが先頭、そしてむぎちゃさんが後方について護衛に回ってくれているけれど、いくら彼女達が賢者だからといって、5人を一気に守るなんて事は無理だろう。
だから僕達も万全の準備をして、いつモンスターが出ても良いようにしなければ。
そう言っておんりーが後ろを振り向く。
皆んなもそれに釣られて後ろを振り向けば、そこには遥か遠く離れた地面と今まで登ってきた階段があった。
……かなり高い。
そんなこんなで、一向はまた階段を登り始める。
いつまでこの階段は続くんだろう……そんな事を思いながら、先へ先へと進んでいくのであった。



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!