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第1話

396
2025/07/30 14:06 更新




恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ねぇ、おんぶして!
(なまえ)
あなた
なんで?






臨時教師としてやって来た福の神様。
どうやら生徒に甘えているようです–––––––…





(なまえ)
あなた
今、“生徒”だから無理だよ
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
周りに妖怪共ひといないし
(なまえ)
あなた
甘えてるんですか?
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
違うよ。おんぶして欲しいだけ!






彼の表情を見ながら心の中で、



(なまえ)
あなた
(それを甘えていると言っているんだけど)




「うーん…」と声に無意識に出す。
だけれど、彼は自分の仕える主であるため、断ることに困難していた。こんなとき、優太はどんなふうに彼と接しているのか考えていた。






恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎









静かに僕の答えを待っている彼を見て、僕はクソデカ溜息を吐きながら「分かった。」と了承した。




“めんどくさいけど!!”








(なまえ)
あなた
おぶるだけですね?
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
うん////










おぶると、顔は…まぁ見えないが彼が嬉しそうな事は大体読み取れた。そんなことは深く気にせず、むしろ…






(なまえ)
あなた
( 軽っ…マジで子供みたいだな。体重も彼自身、いや“彼自身も”はアレか、言い方変えよ…というか身長も–––––… ) 痛っ!?









肩が急に殴られたみたいな感触に襲われた。
原因はすぐに分かり、顔を恵比寿の方に少し向ける。
どこか不機嫌そうな表情で僕を見ている。








(なまえ)
あなた
恵比寿さん…何すんの…!
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
こっちは分かってるんだよ、君が何を考えているのか…ね?(^^)
(なまえ)
あなた
本当ですか〜?
変に八つ当たりとかしてませんよね…
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
まさか(笑)
 ↑「はやく歩いてくれる?」という顔
(なまえ)
あなた
はぁ〜…









クソデカい溜息を吐くと恵比寿にまた肩を殴られた…



 


(なまえ)
あなた
( 肩痛ぇ… )
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
( …あなたのバカ )














倉橋優太
倉橋優太





優太からの視線を感じる…!!
チラッと見ると、やはり優太から見られていた。
目を細めて静かにこちらを見続けている。



(なまえ)
あなた
………何?
倉橋優太
倉橋優太
いや…貴方のうなじに、赤い痕があるんですよね…“遊び”もほどほどにしないと、夷三郎さんに嫌われますよ?
(なまえ)
あなた
遊び?なんか言い方に誤解があるような…てか、首にそんなのあったんだ??






「ここにありますよ。」と、言われながら人差し指で触られる。僕はあんまり驚かず「ああ、そういえば…」と優太に話す。




(なまえ)
あなた
さっき恵比寿さんに何かされたとこだ
倉橋優太
倉橋優太
…夷三郎さんに?











【その時の恵比寿とあなた】
  ↓





恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ここまででいいや




職員室の近くで、主を運ぶ役目は終了した。
…ほんと人使い荒い。



(なまえ)
あなた
周りに妖怪ひと居なくて良かった
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
福の神ぼくを見てから言ってほしいよ
(なまえ)
あなた
そういえばそうですね。すみません…
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
はぁ〜……(呆れ溜息)
(なまえ)
あなた
じゃあ僕はもう行きますね






教室に戻ろうとする。





恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
あっ、待って
(なまえ)
あなた





恵比寿の方に体を向けようとすると、ギュッと後ろから抱きしめられる。





(なまえ)
あなた
…何してんっスか?
               身長178㎝(?)ぐらい↑
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
ちょっと黙って
 ↑身長170㎝






服の後ろ襟を引っ張られながら、うなじに何かされていた。終わるまで抵抗しないでいると…



(なまえ)
あなた
( じんわり熱い…?今なんか濡れた?)






恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
……ついた♡
(なまえ)
あなた
終わった?
恵比寿夷三郎
恵比寿夷三郎
うん。もう行っていいよ♡
(なまえ)
あなた
?変な人だな…











【回想終わり】




(なまえ)
あなた
––––––って感じだった



倉橋優太
倉橋優太
(なまえ)
あなた
どうした
倉橋優太
倉橋優太
アンタ鈍感なんですか…
 ↑ 頭を悩ませる
(なまえ)
あなた
は?




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〈倉橋優太〉
[ 心配度:★★☆☆☆ ]

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