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第4話

☆第2話「隣の席の子」
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2024/08/14 00:04 更新

先生
それじゃ、ホームルームを終わります

その先生の言葉の後、このクラスのほぼ全員が立ち上がって、俺の隣の席のあなたの名字の所に来た。

そして、あなたの名字の周りを囲んで、次々に質問責めをする。

生徒
ね、ねぇっ!あなたちゃん、LINEとかやってる!?インスタとか..よ、良かったら繋がらない?
生徒
わ、私あなたちゃんとお友達になりた〜い!お願〜い!!
生徒
あ、あのさ、あなたさんってモデルとかやってるの?す、すっごく綺麗だね...
生徒
サッカー部のマネージャーやらない!??あなたちゃんめっちゃ可愛いし運動神経も良さそうだし!
あなた
...み、皆、落ち着いて...?

あなたの名字は、その言葉全てを受け入れようとしているのか、ニコニコしながら皆の言葉を聞いていた。

...が、すぐ隣の席の俺からすると、耳が壊れそうで迷惑としか言いようがない。

スマイル
...はぁ
あなた

俺のため息に気付いたのか、あなたの名字はちらちらと俺の方を見ては、クラスメイトの顔をまた見ている。

まぁ、人には興味無いので正直どうでもいいが。

Broooock
スマイル〜?
ねぇねぇ聞きたいんだけどさ〜
スマイル
...あぁ、ぶるーく

生徒
え"ッ
生徒
...っ、あなたちゃん、こっち来て欲し...
Broooock
ん?
生徒
...ぁ、いや、何でもない...です

あなた
...?

友達で、同じ生徒会にいる"ぶるーく"が俺の近くに来ると、さっきまであなたの名字を囲んでいたクラスメイトたちが一斉に散っていった。

...何故かと言うと、俺らが所属している"生徒会"が、この学校を厳しめに取り締まっているため、避けられているからだ。

中でも、俺ら6人が中心だから、より避けられやすいのは言うまでもない。

Broooock
...あなたの名字、あなたちゃん?
あなた
ん、?どうしたの?
Broooock
あぁいや、ちょっと気になっちゃって...
Broooock
僕は赤宮琉玖あかみやるくって言うんだ、良かったら仲良くしてね?
スマイル
...

ぶるーくは、俺を口実にしてあなたの名字に話しかけに来たのだろうか。

何の目的があるかは知らないが、ぶるーくがこうして初対面の人に話しかけるのは珍しい。

あなた
うん!私も仲良くしたいな!
あなた
...えっと、ぶるーくくんって言うの?
Broooock
...あぁ、そう呼びたいの?
あなた
呼びたい!琉玖くんは笑くんのお友達だよね?
スマイル
え、ま、まぁ...
Broooock
...まぁ許してあげるよ、君は何だか、この学校の何かを変えそうだからね
あなた
?よく分からないけど...ありがとう!ぶるーくくん!
Broooock
...ん

"この学校の何かを変えそう"。

確かに、あなたの名字は既にこのクラスの雰囲気を変えている。

それらが学校の影響になるか分からないが、マークはしておいて損は無いはずだろう。

あなた
...ぶるーくくん
Broooock
ん?何?
あなた
...笑くんにも、あだ名ってあるの?
Broooock
...あるよ?
あなた
えっ、なになに!?
Broooock
"スマイル"って言うんだ〜、あんま笑わないけどねw
スマイル
...うるさい
Broooock
いたっ!?
あなた
へぇ〜、そうなんだ...

あなたの名字は臆することも無くぶるーくに話しかけて、俺のあだ名を聞き出した。

そして、俺の方を見て、ニコッと笑いかけながらこう言った。

あなた
スマイルくん、これからよろしくね!
スマイル
...はいはい
Broooock
...あ〜、スマイル照れてる?
あなた
ぶるーくくんも、よろしくね?
Broooock
えッ、あ、はい...
スマイル
...ぶるーく?
Broooock
び、びっくりしただけだし!
あなた
...あっ!二人にお願いしたいことがあるんだよね...!

あなたの名字は、俺らに輝きを持った目でお願いをしてきた。

あなた
私に、この白尾学校を案内して!

Broooock
...
スマイル
...

...ほ、本当にあなたの名字は俺らのことを知らないんだな...




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