第14話

再確認
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2018/08/08 05:50
《紫耀side》




俺はマスコミの目を盗んであなたの部屋に来た
紫耀
紫耀
よしっ、バレてないな
紫耀
紫耀
あなたー!きたよ、
紫耀
紫耀
あれ、いない






そして机の上のメモに目がいった





そこには

病院に行ってきます


と書いてあった











しかもメモに血がついている






よく見ると床にも
紫耀
紫耀
えっ、あなた、
どうしたんだ






俺は近くの病院に急いだ













マスコミの目なんか気にせずに
紫耀
紫耀
ハァハァ
着いた、
紫耀
紫耀
あなた、あなた







俺はあなたを必死で探した










そして見つけた



























でもそこにいたのは



























《あなたと廉side》
あなた
ねぇ、本当に大丈夫?!
廉
多分な、痛いけど、
あなた
我慢しないでよ?
廉
好きな女の子の前で泣きたくないから
あなた
えっ?
廉
俺、あなたの事好きやで?
あなた
いや、でも
廉
あなたには紫耀がいるのはわかってるし2人が仲良いのも知ってるけど、好きなもんは好きなんや
あなた
そうだったんだ、
廉
だから、あなたに電話して怖がってるのを聞いてすぐ駆けつけた
あなた
うん、
それは、本当にありがとう
廉
だから、これからは俺にも頼ってよ
廉
[ギュッ]
あなた
えっ、



廉はあなたを強く抱きしめた






























そのシーンを紫耀は








見ていた、
廉
辛かったらいつでもこっちにきてええんやで
あなた
いや、でもわたしには紫耀がいるから、
ごめんなさい、







離れた瞬間
紫耀
紫耀
[ガチャッ]
紫耀
紫耀
あ、
あなた
えっ、
廉
あ、
あなた
紫耀、?
紫耀
紫耀
え、あ、うん
紫耀
紫耀
ってかなにこれ、
あなた
え、
紫耀
紫耀
いや、なんであなたと廉が抱き合ってんの?
あなた
いや、それは
廉
誤解やで!
紫耀
紫耀
なにが誤解なんだよ
あなた
まって、お願いだから
話を聞いてほしい
いまここで紫耀と揉めたくない、
紫耀
紫耀
あなた
話を聞いて?
紫耀
紫耀
わかった、
紫耀
紫耀
そのかわり2人きりがいい
あなた
え、?
廉
ええで、行っといであなた
あなた
いやでも、廉の怪我が
廉
ええから、行って
先生ももうすぐ来てくれるし
どうせ戻ってくるやろ?
あなた
わかった、
紫耀
紫耀
いこ、


紫耀はわたしの手を掴んで待合室のソファーまで行った。



















紫耀はすごく汗をかいていた
あなた
紫耀、すごい汗、どうしたの?
紫耀
紫耀
いやだって、あなたんち行ったら誰もいないしメモ見たけど血だらけだし床にも血がついてるしあなたに何かあったのかって焦るだろ
だから走って来た
あなた
そっか、 w
血ついてた?
紫耀
紫耀
ついてたよ
焦ったよ、で大丈夫なのか?
なにがあった
あなた
いや、じつは
わたしは紫耀に紫耀と電話で話した後に起こったことを話した、

カッターで襲われた事
家を散らかされた事
そのときに廉から電話があった事
廉がわたしを守ってくれた事
紫耀
紫耀
そっか、ごめんな、
大事なときに彼氏の俺が守ってやれなくて
あなた
大丈夫、怖かったけどね w
紫耀
紫耀
[ギュッ]
あなた
え?
紫耀
紫耀
そーだよな、怖かったよな
ごめんな
あなた
グスッ😢
こわかったよぉぉ
紫耀
紫耀
え、ないてる?
なんで、ごめんごめん
あなた
いや、紫耀にハグされて安心してたら涙出た
紫耀
紫耀
そっか///
[ギュー]
紫耀
紫耀
ん、ちょっと待て、
あともう1つ聞きたいことがある
あなた
なに?
紫耀
紫耀
さっき、廉と抱き合ってた、
あなた
あ、あれは、
紫耀
紫耀
あれは?
あなた
あの、先生を待ってるときに
廉がわたしのこと好きって言ってくれて、
それで、その、抱きしめられた
紫耀
紫耀
そっか、そーだったんだ、
廉も言ったんだ
あなた
え、知ってたの?
紫耀
紫耀
うん、いつか奪い取るからって言われてた
あなた
そーだったんだ w
あなた
大丈夫、わたしには紫耀しかいないから
紫耀
紫耀
///
[チュッ]
あなた
ちょっと w
紫耀
紫耀
だって嬉しくて、
あなた
 w
[チュッ]
あなた
おかえし w
紫耀
紫耀
///
あなた
大好きだよ
紫耀
紫耀
おれも、愛してる
















廉の治療も終わり病院から出ようとすると
無数の光が私たちを襲った

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