前の話
一覧へ
次の話

第5話

3 再
327
2024/09/29 04:00 更新



杠と一緒に働き始めてしばらく経ち、冬が過ぎ、うすぐ春が来る



近いうちに獅子王司という男が言っていた戦い?をするらしい

冬は寒いから駄目なんだと。




数ヶ月働く中でだいぶ動きには慣れた



ここまで素早く習得できるのはやっぱり何か身体が覚えているのだろうか




相変わらず何も思い出すことはできないが…


小川杠
あなたちゃ〜ん!何作ってるの?
あなた
お、杠


共通の趣味(?)で杠とは無事打ち解けることができた


まあ、私にはできることがこれしかないっていうのがあるし、何もわからない世界なら少なからず仲間がいたほうがいい気がする



まあ実際裁縫は楽しいと思う…


あなた
あ、今ね、糸染められるかなって、ほら、この間まであった紫の糸なくなっちゃったから



今は特に仕事の要請とかもなく、自由に刺繍でもしようかと思ってたけど糸が足りない



いつもは杠が糸の色を染めてくれるけど、自分でもやってみたくなったというのが本音



小川杠
あー、今糸染められる花とかあるかな…?
小川杠
もうすぐ春だからその時に花が咲いて染料に使えるかもだけど、もう少ししてからかな…
あなた
そっか…だよねぇ…
小川杠
昔は刺繍するのこんなに大変じゃなかったんだよ!?
小川杠
普通にお店に売ってたし…
あなた
ほぉん、そうなんか



私の思い出せない過去の話を杠は度々してくれる


ソレを聞くのもまた楽しい


小川杠
まあ、何にしても暇だし、なんか探しに行こうか!
あなた
え、いいの?行きたい
小川杠
おーし!そうと決まれば杠探検隊、しゅっぱーつ!!
あなた
おー




















しばらく歩いて森の方へ行こうとすると、見知らぬ人間がいる



崖の上から見てるからよく見えないけど、2、3人くらいかな…?







すぐに木の陰に隠れてしまってわからなかった



小川杠
大丈夫?なんかあった?
あなた
いや、大丈夫、ありがと

プリ小説オーディオドラマ