杠と一緒に働き始めてしばらく経ち、冬が過ぎ、うすぐ春が来る
近いうちに獅子王司という男が言っていた戦い?をするらしい
冬は寒いから駄目なんだと。
数ヶ月働く中でだいぶ動きには慣れた
ここまで素早く習得できるのはやっぱり何か身体が覚えているのだろうか
相変わらず何も思い出すことはできないが…
共通の趣味(?)で杠とは無事打ち解けることができた
まあ、私にはできることがこれしかないっていうのがあるし、何もわからない世界なら少なからず仲間がいたほうがいい気がする
まあ実際裁縫は楽しいと思う…
今は特に仕事の要請とかもなく、自由に刺繍でもしようかと思ってたけど糸が足りない
いつもは杠が糸の色を染めてくれるけど、自分でもやってみたくなったというのが本音
私の思い出せない過去の話を杠は度々してくれる
ソレを聞くのもまた楽しい
しばらく歩いて森の方へ行こうとすると、見知らぬ人間がいる
崖の上から見てるからよく見えないけど、2、3人くらいかな…?
すぐに木の陰に隠れてしまってわからなかった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!