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第2話

入店
41
2025/10/15 03:54 更新
あなた
もーほんとに無理だ、やってらんねーよ、
その夜少し賑わいのある町中で俯きながら帰る人が1人
あなた
いっそのこと、し、しねば、あぁ、
頭を抱えてしゃがみ込む。そんな時、とある場所に目がいく。


そこは



ホストであった。
あなた
…ホストか、ほすと、ほすと、、、


……よければ、どうです、?
あなた
ハジメ
あ、申し遅れました。ハジメと申します。
あなた
…ハジメ、、
ハジメ
よければ、どうです?
あなた
…いや、でも、俺、男だし、
ハジメ
あ、あれ、!さっきホストと口に出されて今気がしたので、!申し訳ございません!
聞かれていたのか、と内心思いつつ、考え込む
あなた
…人が少ないなら、
ハジメは少し考え込んでからこう答える
ハジメ
今の時間なら比較的少ないと思います。
あなた
…わかった
意を決してハジメという人について行くことにした
ハジメ
どうぞ。
扉を開けてもらいお店へ入る。
中に入ると騒ぐような声や、色んな人の声が聞こえてくる。
あなた
…わ、
ハジメ
指名、誰にします?
そう言われ、誰がいるのか見せてもらう。
このホストのNo.1はコーイチという人らしい。
しばらく考え込んでいると
コーイチ
よっぴー!いらっしゃい!ってあれ、
ハジメ
コーイチさん!お客様ですよ!
写真で見たNo.1と同じ顔をしている人だと思っていると、ハジメさんが急いでコーイチという人に説明する
コーイチ
なるほどね!珍しいねー!どおー?俺にしてみる?
あなた
…え、っと、じゃあ、お願いします、
勢い任せでOKと言ってしまった自分に何を言ってるんだとつっこむ
コーイチ
はい!ここ座ってー
あなた
はい、
コーイチさんに導かれるまま席に着く
するとコーイチさんは当たり前のように膝の上に頭をのせる
あなた
????
あなたの頭の中?でいっぱいになり、理解することが出来ない
コーイチ
名前、まだ聞いてなかったね。俺はコーイチ!この店のNo.1だよ!君の名前は?
あなた
あ、俺、俺、俺は、
とおどおどしているあなたを見たコーイチは気を利かせて
コーイチ
大丈夫だよ。ゆっくりでいい
あなた
……あ、あなた……です
コーイチ
あなた?いい名前だね
あなた
…ありがとうございます、
コーイチ
……
無言になったかと思うと膝の上に頭を乗せたまま急に顔を触る
あなた
へ、な、なんですか、
コーイチ
…疲れてるの?
あなた
え、?
コーイチ
いやなんかさ、疲れてるように見えるって言うか、クマとか…ひどいよ?
あなた
まじか、
コーイチ
話でも聞こうか?
あなた
いや、そんな、大したことないので
遠慮気味に顔を背けて否定する
すると直ぐに顔を両手で捕まれ、目と目を合わされる
コーイチ
ほんとかなー、?
あなた
も、もう、お酒飲ませてください
コーイチ
お、どれにする?
あなた
……じゃあこれで
コーイチ
はーい!
コーイチ
ねぇ、なんでここに来てくれたの?
あなた
!えっと、大した理由はないですけど、少し興味あったって言うか、なんていうか、
またおどおどし始める
コーイチ
いーじゃんいーじゃん!来てくれてありがと!
あなた
!へは、
コーイチ
!笑った顔可愛いね
あなた
へ、?
コーイチ
なんでもないよ!
コーイチ
楽しかった?
あなた
はい。ありがとうございました
コーイチ
いいえ!また来てね!
あなた
……気が向いたら
そして最後まで笑顔で見送ってもらった

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