in現代
※付き合ってる
最近 .あなたに構って
やれてないなと感じていた
ずっと理科室にいるし
久しぶりに一緒に帰るかと
話そうと思っていたが遮られた
まぁ … しゃーねぇな
なんか .むやみやたらに
話しかけられている
しかも男だったな …
校舎裏で休憩を
しようとした時だった
盗み聞きは悪いってことくらいわかってたけど
まじか …
そっか あいつモテるもんなぁ
そりゃ告白くらいされるよな
あなたは淡々と
言葉を並べていった
思わず口がにやけそうになるほど
そのあとの会話は聞いてない
聞く気がなかったし
聞く必要も無いと思った
ただ .そのあとの
あなたの一言で
俺は立ち止まった
… 我慢が出来ずに
気づいた時にはもう
あいつの手を引っ張っていた
まだ続くよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。