第13話

第12話:みんな大っ嫌いで、気持ち悪い人達だから。
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2025/11/14 15:36 更新
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
ふぅ…
今日も、私はこの混沌とした道を行く。
他の仲間の声、警備さんの声、私達を見にきた人の声、
惨めで哀れみの目を向けている人。
こんなひどい惨状だけど、此処の仲間だけが自分を認めてくれたから、
だからこの街が私にとっていちばんの居場所。
そして近くのお店にはとある待ち人がいた。
声を少し高くする。
そして、少しわざとらしく手を振り、待ち人のところまで駆け寄る。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
田中さん。その…待たせてしまいましたか…?
上目遣い。
田中(きもおじ)
え、あ、…全然待ってないよ…
くっさい口臭。
荒い鼻息。
そんな人でも「相手」はしなくてはならない。
それが自分たちの生きるためにやらなければいけないことだから。
田中(きもおじ)
じ、じゃあ行こっか…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
はい!
今日もあのパターンだろうか。
ご飯食って、それで追加代金貰って、ホテルへ連れ込まれる。
まぁそれだけで数万は稼げる。
そんな事を考えていると、いつの間にかこのおっさんの「行きつけのお店」とやらに着いたみたいだ。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
此処が田中さんの行きつけのお店?
田中(きもおじ)
そ、そうだよ…へへっみ、未来ちゃんのために予約したんだ…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
へぇ〜どれも美味しそうだね
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
さすが!田中さんはセンスあるね
田中(きもおじ)
そ、そうかなぁ〜ひひっ……
いいや、この店には私の好きな物なんて一つもない。
だが、苦手でも食わなければならない。
これで数日は生活苦しく無くなると良いけど
ぼーっと考えていると、コースメニューなのか、次々と料理が並べられていった。
減量してるからなるべくこういうのは避けたかったんだけどな…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
じゃ、いただきまーす!!
仕方なく、私は好きでもないものを口に運ぶ。
うわまっず…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
とってもおいしい!!連れてきてくれてありがとう!!
まぁ正直に言っちゃうと、絶対にお金が貰えないから私は嘘をつく。
まぁ、これじゃあ家出する前と変わんないけどね…
でも、此処さえ耐えればあとは楽だ。
頭がぐちゃぐちゃになったまま、私はじじいとの食事を終えた。
田中(きもおじ)
は、はいこれ、お、お金…イヒヒッ…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
あ、ありがと〜
田中(きもおじ)
あ、あと、あとさ、…追加料金
そう言って私の手に数万円が手渡される。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
…仕方ないなぁ…もう、田中さんって変態なんだね
田中(きもおじ)
そそそ、そ、そんな事ないよ
田中(きもおじ)
イヒヒ…イヒヒ…
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
じゃ、もう行こうか
 
………一応、こんなにボロボロになっても、ぐちゃぐちゃになっても、女の子は女の子なのに。
……………
…………おえぇ… きも…
翌日。
私はまた、夜だった街を歩いていた。
昨日くれた金は全部合わせて4万円。
これなら当分、生活には困らないだろう
みんなはホストとかに貢いでるんだっけ。
そこしか依存場所が無いから……

自分に依存したい相手が居ないか、といえば嘘になる。
誰かに甘えたいし、私の存在を肯定して欲しい。

でもね、こんな暗くて絶望しか残ってないこの世の中にはね、そんな甘えた事抜かしてる場合じゃ無いの。
みんな大っ嫌いで、気持ち悪い人達だから。

_____私をこんなふうにした、お前らが悪いから。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
はぁ…
少し肌寒くなっている外を歩く。
行き先とか、目的地なんてない。ただ、ただひたすら歩くだけ。
そこら辺の自販機で、お気に入りのジュースを買う。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
ここら辺で座ろ〜…
ジュースを飲みながらゆっくりしていると、とある見覚えのある人がこちらへ向かっていってた。
刻薙 未来 (brサン)
刻薙 未来 (brサン)
……はぁ……なんでアンタがそこに居るのよ………
薄々嫌そうな表情を浮かべるも、?は動じなかった。
………そっか。そうだよね…
だって?は…
親同士の仲が悪いんだから。
主だよ
主だよ
最後でピンとくる人は来ると思う
主だよ
主だよ
ほぼ答えっす
主だよ
主だよ
バイビーンズ
11月15日

修正しました!
これで年制取れてくれ…!

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