attention
このお話では、生理の話などの生々しい表現が含まれています。閲覧の際にはご注意ください。
LAN side
なんとなく、倒れたあとだし、100%そうだろうと思っていた。やっぱり"生理”だった。
こういう時、生理はどうしても自分が女だと思い知らされるようでいやだ。そのせいで死にたくなる...。
...腹痛いし頭痛い。なんなら少しふらついている。周りから見ても分かんない程度に。
生理のときは絶対に周りに知られてはいけない。
女の子は自分はまだだからって馬鹿にしてくる。男は支えてくれる。ふらふらしているのが周りから見て分かるのだったら保健室に強制連行。
そんなの、男子には迷惑でしょ。俺はなんで優しい男子たちに迷惑かけてんだよッ...。
でも、辛いのは俺だけじゃない。俺は他の人より辛くない。だから学級の為に、学年の為に、学校の為に行動してるんだろ?ならなおさら迷惑なんかかけられないのにッ...
家だから油断してるのか...?
ダメッ...目の前はいじめっ子。女子。今は支えてくれている男子なんていない。男に甘えるな。
...でも、俺は誰にも認められてない...
それに、俺自身誰のことも信じた事がない。
...こんな俺が存在してもいいのかなぁッ...
あぁ"ッもうッ"!
自分で反省しないといけないでなんで笑ってんだよッ"!
...俺は本当に何も出来ないんだよッ"!
友達だと思ってた子たちにいじめられて、馬鹿にされて、殴られて、叩かれて、蹴られて、踏まれて、暴言吐かれて、変な噂ばら撒かれて、自分がしたことを全部俺のせいにしてッ...
それでもって俺に仕事を任せていってッ...正直言ってバカみたい。
こんなんでおかしくなって笑ってる自分が。
...いつからだろう、こんなに笑顔を取り付けて他人に振る舞い始めたのは...。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!