第9話

8.
454
2023/12/25 16:45 更新
次の日。左馬刻さんのベッドで目覚めた
(なまえ)
あなた
(昨日の記憶な、)
横にはすやすやと眠る左馬刻さん。

私は来た時の格好のままだった
(なまえ)
あなた
(仕事、無くてよかった)
朝から飲もうと思い合鍵を置きパーカーをハンガーにかけて自室に戻ろうとした
玄関でサンダルを履いていた時
ドタドタとこちらへ走ってくる音がした
ガチャ
左馬刻
はぁ、はぁ、…なんで居なくなるんだよ、ビビっただろーが、
焦った様子の左馬刻さんが私の腕を掴んだ
左馬刻
合鍵も置いてって、パーカーも、
(なまえ)
あなた
んぇ、ど、どうしました?
ぽつぽつと独り言のように喋る彼を見ると心が傷んだ
左馬刻
どこ、行くんだよ…
寂しそうな目。
(なまえ)
あなた
部屋、戻ろうかと
悲しそうな表情。
左馬刻
…、
俯いたまま、私に抱きつく貴方は















貴方の体は寒がりな私には酷な冷たさだった

プリ小説オーディオドラマ