3次試験
現在の合格者3名
ヒソカ、ギタラクル、あなたの下の名前は
戦闘体制に入ろうとしていた
ヒソカとギタラクルの能力は知らない
いや、別に知らなくても良い
例え知ってでも私は負けない
…この二人が
厄介な能力を持ってない限りだけど
私の言葉と同時にヒソカは足を踏んだ
ギタラクルも私の方へ突っ走る
ところがその時
突然上のモニターから
アナウンスの声が聞こえた
せっかくの戦いが、跡形もなく終わってしまった
つまんねーの
せっかく暇つぶしできると思ったのに
終わるまでめちゃくちゃ時間あるし
クソ暇なんだが
そう隅で考えていると
ヒソカは私に提案した
…?
・
絶賛中、3人でババ抜きをした。
何故かミニゲームに弱い私は
連続負け全完敗して終わった
負け続けることに怒りが湧いた私は
二人を置いて離れようとした
て言っても此処なーんも無いし
少し寝るとするか
うん、キモい
ヒソカの声を聞かなかったとこにして
二人から距離をとった
そして壁にもたれかかって休もうとする
その時
< ズズー…、と奥の扉が開く
《第4号、294番 ハンゾー》
ハンゾーという名前の受験者は
既に到着している私たちをみて項垂れる
感情が目に見えて分かる
変な人、と思いながら目を逸らした
ゴン達が居たら良いのに
一人は流石に寂しーーーヨ
早く来ないかなーと思いながら
ひとまず睡眠をとる事にした
< …い…おーい
半径5メートル以内に入ったら
顔面殴るつったのにヒソカの奴…
そう思いながらダルそうに起き上がると
そこには
…。
…
声を出していなければ気配が分からなかった
この人ただ者じゃないな
集中力が人の100倍以上練り込まれてる…
どんな特訓したらそうなるんだ
どうやら4番目にここに到着したハンゾーが
起こそうとしてくれたらしい
普通に良い人だった
あやべ
すぐに術式を解除して
ガシッとハンゾーの腕を掴んだ
まだ始まったばかりだってのに
他の受験者に知られるのは厄介だな…
この人が鈍感で良かった
トランプタワーを作るヒソカを
目にしながら言う
私を見たハンゾーもヒソカを見た
私の目線を合わせるように頭を下げて
眼をジーっと見つめるハンゾー
その動作に少し驚いたが動揺はしない
いつのまに私の噂が広がってる…
誰だ私をジロジロ見てんのは
…まー私そこら辺のメス豚より
超美人だし当然か
↑ 内心嬉しい人。
肩を掴みながら
笑顔で私の方に顔を向ける
すごい元気な人だな、と思いながら
一緒に行った。
______________
運ばれてきたご飯を
ハンゾーと並んで食べながら話をする
今は六眼の話をしている
能力的な話さえしなければ
別に良いかと思って気軽に話していた
まぁ良いか、と思い
サングラスを外してハンゾーに渡す
ハンゾーはサングラスを着けて
周りを見渡した
なんかヤクザみたい、と
少し頬を膨らますあなたの下の名前に対して
ハンゾーは何かに驚いたような顔をした
…
そもそもこの世界で
"呪力"というものは存在しない
なら一般人が見ても普通のサングラスと
変わらないんじゃ無いかって思ってたけど…
そうでもないみたい
…もしかしたら
呪力が存在しないだけで構造的に近い
なにかがあるのかもしれない
ふと思いついたのは「念」
おそらく可能性は高いだろう
「念」を知るためにも
必ず合格してハンターにならないと…
ジャポン…
世界地図を見た時は驚いた
前の世界の地図の一部を
反転させたり回転させただけだったし
やっぱり…この世界は前の世界と似ている
ジャポンは日本
ヨークシンシティはニューヨーク
東ゴルトー共和国は北朝鮮
パドキア共和国は多分だけどカンボジア
…あー、何でだろ
日本なんか思いついたら
過去の記憶が蘇ってきちゃう……笑
アイツら、まだ生きてるだろうか
「"…"せんせ〜、五条先生なんとかしてくださいよ〜…」
「"…"せんせっ!放課後スタバ行きません?♡」
「あんな人が兄って…先生も苦労してますね」
……。
「"…"は僕の命より大切な存在だよ」
「たった一人の妹だからね」
あれ…
前世の名前…
なんだっけ…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。