第5話

第3話
45
2026/01/10 11:02 更新
︎✦︎もしかしたらお察しかもですが最初は羅刹学園を重点的に書くので、最初辺りは流鏑馬くんや月城ちゃんがメインになると思います。

︎✦︎京都行ったら東雲くんと柚木ちゃんもメイン面子入りすると思いますね

︎✦︎鬼國隊の方もチラリと出します、全部の章にかけて影のサポーターポジ

︎✦︎今名前を呼ばれなかった人は練馬編担当です!

ちなみにオリジナルの章も入れようと思ってるので皆様楽しみにしていてくださいね!


それでは本編スタート
羅刹学園 教室前

流鏑馬は無陀野の電話が終わるのを待ちながら中の様子を見ていた。教室の中では早速喧嘩が巻き起こるという治安の悪さ。だがそれもしょうがない、ここにいる子達なんて過去に色々あった子の方が多い。
ここはそんな仲間の大切さを忘れてしまった子達にたくさんの大切なことを教える場所。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
……(これは骨が折れるだろうなぁ〜)
流鏑馬が中の様子を見ながらそんなことを考えているといつの間にか電話の終わっていた無陀野がさっさと教室に入り、喧嘩していた生徒たちの仲裁に入った。

いや、これは仲裁と言えるのだろうか?
無陀野 無人
ここに遊びに来た訳じゃないよな?
一ノ瀬 四季
!?
皇后崎 迅
!?
無陀野 無人
どうした?そんな顔して
淡々と無陀野は生徒たちに語る。まだまだヤンチャな生徒たちに少し圧をかけ、自身が格上であることを雰囲気から悟らせる。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
……
流鏑馬は思った。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
(完璧に出遅れた。)
慌てて教室に入るがもう既に学校説明と案内の予定が変わり鬼ごっこをすることになっていた。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
(待ってッ!!早いよ無人ッッ!)
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
俺、副担任だよね??
一ノ瀬 四季
ん?何してんだやぶ先
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
……えと、移動しようか
無陀野の行動の速さと決断力にもっと瞬時についていけるよう精進しよう…とプチ反省していると、移動を始める一ノ瀬に話しかけられる。
頼むからそんな目で俺を見るな状態だ。

いやはや…副担任とは難しい…
無陀野 無人
無音、神羅の森に月城も呼んでくれ
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
?、え、綺良君を?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
…あぁ!そういう!
了解、場所はわかってるし行ってくるね
無陀野 無人
俺は先に神羅の森に向かう
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
は〜い、
綺良君呼んでさっさとそっち行くね〜
一ノ瀬 四季
─!
綺良がここにいんのか!?
目を見開き唐突に声を荒らげる一ノ瀬、その理由は少し考えなくてもわかること、だがどこか様子がおかしい。一ノ瀬のその声色に、驚きの色の裏に何かがあった。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
そういえば幼なじみなんだっけね
一ノ瀬 四季
…そうだな、でもココ最近なかなか会えてなくてアイツどこいったんだって思ってたら、こんなところに居たのかよ…
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
なるほどねぇ
最近の彼女は確かに忙しかった、鬼として生きる彼女には人間として生きる一ノ瀬と長く一緒にいることが難しい時の方が多い。
会わない選択肢も彼女にとっては不器用な愛である事も確かであったが、それが一ノ瀬の心にどう影響するか、と言われるとその選択は一概に褒めていいものでは無いのも確かであった。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
俺、綺良君から伝言預かってるよ
一ノ瀬 四季
!綺良はなんて?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
………
だが今は、

一ノ瀬も鬼だ。もうあんな選択をする意味もない。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
やっぱり伝えなーい!
一ノ瀬 四季
は?
一ノ瀬 四季
はぁぁぁぁ!?なんだそれ!?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
どうせ今から会えるんだし
せっかくなら本人からじゃない?
一ノ瀬 四季
…!
一ノ瀬 四季
や、やぶ先…
そうだな…そうだよな
その伝言ってのは綺良から直接聞くぜ!
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
それがいいよ
じゃあ俺無人に頼まれてるからもう行くね
四季君も早く無人の所行きなね〜
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
早く行かないと怒られるよ〜
一ノ瀬 四季
ウゲッそれは勘弁ッ!
じゃあやぶ先俺行くわ!
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
は〜い
元気だなぁ〜
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
……てことで俺も急がないとな〜
羅刹を駆け
先程の部屋の扉をバーン!と勢いよく開いた
月城 綺良
月城 綺良
わぁぁぁぁ!ビックリした!
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
至急!神羅の森にGoだ!
月城 綺良
月城 綺良
はい?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
無人が呼んでる
月城 綺良
月城 綺良
え?私を…?
無人先輩が?
月城 綺良
月城 綺良
え…私なんかやっちゃったかな
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
いや、多分そういうのじゃないかな
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
俺の予想だけど
新入生転がして欲しいだけだと思う!
月城 綺良
月城 綺良
私が?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
そう!てかもうなんでもいいから早く!!
俺は別にいいけど無人に注意されちゃう
月城 綺良
月城 綺良
わ、分かりましたよ!
すぐ行きます!
驚かされるは突然呼び出されるけど曖昧な要件しか伝えられないはで月城は混乱の中とにかく神羅の森へと走った。




神羅の森
無陀野 無人
来たか
一ノ瀬 四季
神羅の森に着くと既に全員が揃っていた。
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
来ました〜
月城 綺良
月城 綺良
えっと私なんで呼ばれたんですか?
無陀野 無人
今から伝える
無陀野 無人
お前ら、説明はさっきしたな
今回、お前らを追いかける鬼役をする奴を呼んだ
月城 綺良
月城 綺良
…私…!?
月城 綺良
月城 綺良
そういう事ですか
そういう事なら先言ってくださいよ!
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
俺言ったじゃん
月城 綺良
月城 綺良
あの転がして欲しいだけってやつですか?
あれ報告に入ります?
流鏑馬 無音
流鏑馬 無音
はーいーりーまーすー
小競り合いが発生するが、気にしているのは生徒のみ。
無陀野は淡々と説明を続ける。
無陀野 無人
こんな所で躓くやつには消えてもらう
新入生相手にも辛辣だ。だがこれが彼の、彼なりの不器用な優しさだと言うことを理解している。死人が出ないように少しでも早いうちから厳しさを理解させておくことはとても大切なこと。
無陀野 無人
まだ新入生だ、
月城、血は使うな
月城 綺良
月城 綺良
了解です!
だがまだまだ知らないことだらけでヤンチャな彼ら、
もちろん食ってかかる者もいるようで。
無陀野 無人
鬼役は血を使わないがお前らは好きにしろ
皇后崎 迅
鬼役を殺しちまったら?
皇后崎 迅
血ぃ使わない舐めプして
向かってくるならそーなるぞ
一ノ瀬 四季
!?テメェ!
月城 綺良
月城 綺良
…四季っ!
一ノ瀬 四季
ッ!
月城 綺良
月城 綺良
久しぶりだねっ!
あどけなく、まるで花開くようにニッコリと四季に笑いかけた次の瞬間、月城の表情は歴戦の猛者の顔立ちに早変わりする
月城 綺良
月城 綺良
殺す…かぁ
甘い考えを持っていない方が戦場では役に立つ、冷酷な考えの方が活躍するもんね
月城 綺良
月城 綺良
まぁ私は、どんな時でも少しの甘さと優しさを忘れずに持って起きたいけど……
けど!君達がその気なら
月城 綺良
月城 綺良
いいよ、殺す気でおいで?
一ノ瀬 四季
なッ!?そんなの俺が許さねぇぞ!
怪しく、されど優しい不思議な雰囲気を放つ彼女に一同呆気にとられている所に、一ノ瀬だけはそれでも彼女をまだ幼なじみで対等な存在として扱い続けた。
矢颪 碇
お前はあの女のなんなんだよ
一ノ瀬 四季
う、うるせぇ!
別にそういうのじゃねーからな!
矢颪 碇
は?そういうのってどういうことだよ
遊摺部 従児
一ノ瀬くん、
後でその話聞かせてもらいますよ
場合によっては敵として扱います
一ノ瀬 四季
は、はぁ!?なん、なんでもいいだろ!!
無陀野 無人
無駄話もその辺にしろ
一ノ瀬 四季
!!
皇后崎 迅
矢颪 碇
っ!?
騒がしくなってきていた辺りを無陀野は一喝で静寂に変えた。
無陀野 無人
お前らも目的があってここにいるはずだ
無陀野 無人
成し遂げたいなら勝ち続けろ
無陀野はただ真っ直ぐ生徒達を見つめ語りかける。
生徒一人一人の目的を嫌でも思い出させる為に、

生きる為に闘争心を駆り立たせる為に。
無陀野 無人
覚悟はできてるみたいだな少年少女
ここを普通の学校だと思うな
to be continued

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