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夢だったら、よかったのに
全部嘘だったらよかったのに
こんなの真実だなんて信じたくなかったのに
あぁもう、この悲しみから逃げられない
死にたい
死にたい
死んでやりたい
でも、やまとがいなくても、あいつがいなくても、俺は幸せになってやるって
やまとがいなくなったからって、俺が不幸になるのは勿体無いんだって
俺はこの世界にしがみつく
決して諦めることなく
泥臭く生きると
決めたから。
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解説
yamには、本命がいて、ytとのお付き合いは建前であった。ある日女性とyamが、ytとyamが同棲する家に帰ってきた。その時からytは、もうyamとは一緒にいられなくなった。とんでもない仕打ちを受けて、恨んで当然の相手を、まだどこか信じて、どこか愛してる、そんな自分にまた嫌気がさし、死にたいと思うが、1人でも幸せになってやると、必死に「生」にしがみつき、すがり、這いずって、強くなっていくんだ。
しかし、深く切り裂かれた心の傷は、一生癒えることなく、ytにまとわりつき、苦しみと悲しみを与えることを、yt自身、わかっていた。
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yt可哀想、yam最低
というね、見てられないですね
書くのは楽しいけど読むのは辛い系ジャンルなんでね、しょうがないですけれども
みなさんわかっていると思いますが、やまちゃんは優しいです。可愛いです。
完全に、フィクションです
はい、ありがとうございました
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。