ドキドキ しながら 、朝 を 迎えた 。
学校 に 着くと 、初めに
夏希 の 姿 を 見つけた 。
何か 、夏希 は ぎこちない 態度 。
なんで 、知ってるの …?
そして 、階段 を 歩いていると
今日 も 元気 な 隼 の 声 。
隼 が 私 の 肩 を ポン と 叩いた 。
真剣 な 眼差し 。
と言って 、隼 は 階段 を 登って 行った 。
今 、夏希 が 言ったことに
私 は モヤモヤ が 隠しきれなかった 。
ホットした …
え …?
なんで 私 、止めた …?
隼 の 何でもないのに …
そう思っていたら 教室 に 着いた 。
もう 、亜嵐 クン は 席 に いて 、
男子 と 喋っている 。
夏希 は 構うことなく 話しかける 。
頑張った 。
気まずい 雰囲気 を 出さないように ───
いつも と 一緒 。
あ 。
こんな時 に 言うのが チャンス かも 。
被った 。
亜嵐 クン が 立ち上がって 廊下 に 出る 。
それに 、着いて行った 。
忘れて …?
どういう意味 …?
亜嵐 クン は 教室 に 戻って 行った 。
廊下 の 静けさ は 今 の 私 の 心 には
丁度 、よかった 。
涙 が 溢れる 。
好きだったのに 。
ずっと 、思い続けてきた この 思いが
今 、終わった 。
少し 、私 の 人生 で チャンス 。
と 、思ったのにな ~ !
失敗 だよ …
私 は 屋上 に 駆け上がった 。
勢いよく ドア を 開けた 。
そして 、隼 に 教えてもらった ────
そこに 、隼 の 姿 。
泣き顔 見られた …!
ここから 立ち去りたい 。
走ろうと すると
隼 が 私 の 手 を 掴んで 引っ張った 。
隼 の 足 の 間 に すっぽり 入っていた 。
そして 、隼 は 私 に 力 を 込めて
抱きしめた 。
一人になりたい 。
そんな 、笑ってたのかな …
ドキッ …
隼 は 立ち上がって
やばい 。
さっきから 、隼 に
ドキドキ させられっぱなし 。
落ち着け …!
後輩 だよ …?
先輩 らしくしなきゃ!
何 今 の 笑顔 。
いつも みたいに 可愛い 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。