第57話

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2026/02/10 14:20 更新






(なまえ)
あなた
"仲良くしたいだけなのに…"



フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
主様…
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
…フフッ、笑


「仲良くしたい」




それを聞きフルーレとルカスは微笑む。


あなたの本心には気づかずに、ただ可愛いなと。



まさか幼い子供が仕える立場である自分達と
"対等でいたい"と思ってるなんてつゆ知らず
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
私は主様と十分仲がいいと思っていますよ♪
(なまえ)
あなた
…るかす✨️


るかすはあなたと対等だって思ってくれてるんだ…!



でも、
(なまえ)
あなた
…ふるーれは
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
は、はい!
(なまえ)
あなた
ふるーれは…あなたと仲良しじゃないんだね…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
……ぇ、?
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
主様……、?
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
フルーレ君も十分主様と仲が良いと___
(なまえ)
あなた
ちがう!!!


(なまえ)
あなた
もしかして…るかすも違う、?
(なまえ)
あなた
仲良しだってほんとに思ってるのはあなただけ…?
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
主様…一体どうなさったんですか、



いつも閉じてるルカスの目が珍しく開いた。



金色に輝くルカスの瞳は不思議そうに揺れながらあなたを捉える。



一方のあなたは、





自分の方を抱くようにしてしゃがみ込んでいた。



突然怖くなったからだ。




【対等だと思っていたのは自分だけかもしれない】と。
(なまえ)
あなた
っ…


次第に涙が溢れ、顎を伝い服を濡らす
(なまえ)
あなた
やだ…やだよぉ…っ
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
どうしたらいいのかわからず彷徨う腕。

頭を撫でて慰めるべきだろうに、どう声をかけていいのかわからなかった。


彼女が一体何を感じて泣いているのか、
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
(仲良しでいるのが嬉しいのでは…、?)
ではなぜないているのか




一難去ったかと思えばまた一難。


幼女と執事との間に起こったすれ違いの行方は一体__。

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