「仲良くしたい」
それを聞きフルーレとルカスは微笑む。
あなたの本心には気づかずに、ただ可愛いなと。
まさか幼い子供が仕える立場である自分達と
"対等でいたい"と思ってるなんてつゆ知らず
るかすはあなたと対等だって思ってくれてるんだ…!
でも、
いつも閉じてるルカスの目が珍しく開いた。
金色に輝くルカスの瞳は不思議そうに揺れながらあなたを捉える。
一方のあなたは、
自分の方を抱くようにしてしゃがみ込んでいた。
突然怖くなったからだ。
【対等だと思っていたのは自分だけかもしれない】と。
次第に涙が溢れ、顎を伝い服を濡らす
どうしたらいいのかわからず彷徨う腕。
頭を撫でて慰めるべきだろうに、どう声をかけていいのかわからなかった。
彼女が一体何を感じて泣いているのか、
ではなぜないているのか
一難去ったかと思えばまた一難。
幼女と執事との間に起こったすれ違いの行方は一体__。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!