勝己Side
最近の俺はおかしい
あなたが半分野郎と話してるとこを見るとなんだかイライラする
いつものあなたはいつもうざいくらいキラキラな笑顔で笑ってくるくせに、
今日のあなたはどこか悲しそうな笑顔だった
悩み事があるなら言えとか素直に言えない俺はきっとそういうことなんだろうなと思う
でも、んなことねーだろと思う自分もいる
あいつはいつも笑ってて辛くねぇのかよって思う
あいつはきっと、まだ誰にも言っていない秘密があるんじゃねぇのかと思ってる
例えば、病気をわずらってるとか
あとは家族のことについてとか
俺が一番有力だと思ってんのは病気
理由は言うまでもなくこの前のことだ
いつもより短い時間しか戦ってねぇのに倒れた
俺もいつもより攻撃してないってことはあいつやっぱ病気なんじゃねぇかと思う
倒れるまで俺は気づいてやれなかった
だから決めたんだよ
俺はあいつを守るって
俺の目指すヒーローは愛する人を守るヒーローだってな












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。