第40話

肆拾
613
2026/01/09 07:00 更新
爆発が起きてから数時間が経った。
安倍あべの 霊明れいめい
ね…ね…猫殿ー!!!
霊明は会議室でマンゴーに飛びつこうとする。
ねこ マンゴー
うワ…
安倍あべの 霊明れいめい
引かないでくださいよ!?
きらりんぶい☆ なずぴ
お疲れ様、2人共。
伊勢いせ えびす
疲れたよー…
成瀬なるせ 力二りきじ
なんか色々あったけど、マンゴーとケインを救えたからよかったわ。
伊藤いとう ぺいん
えっと…横臥のボスは…?
成瀬なるせ 力二りきじ
それが、嵌められた。
青井あおい らだお
嵌められた?
力二は刑務所での事件を説明する。
成瀬なるせ 力二りきじ
捕まえられなかった、ごめんなさい。
ねこ マンゴー
俺も…ごめン。
ミン ドリー
大丈夫。中国から連絡できなかったから、そっちでボスの居場所を突き止めてくれてよかった。
ミン ドリー
マンゴーとケインを助けられただけ、大収穫だよ。
成瀬なるせ 力二りきじ
え、フォーグナー刑務所にボスがいること知ってたの!?
ミン ドリー
横臥の人が密告してくれた。
ミン ドリー
もちろん、フォーグナー刑務所までボスを捕まえに行くのも考えたよ?
ミン ドリー
でも中国からゾペロニアまでの飛行機は出てないから、結局ロスサントスに帰らなきゃいけなくてさ。
皇帝こうてい
まーじで助かったよ、ミンドリーが帰ってきてくれて!
その時、病院に行っていた皇帝、まるん、リオが帰ってきた。
もり るんるん
ん!皇帝さん達おかえりー!
花沢はなざわ まるん
はいただいま〜。
犬上いぬがみ リオ
戻りましたー!
皇帝こうてい
元々フォーグナー刑務所に行くつもりだったんだろ?
ミン ドリー
いや、ロスサントスを選んだよ。
皇帝こうてい
えっ?
ミン ドリー
ナハトを助けたかった。だからロスサントスに帰ってきた。
青井あおい らだお
お前…さてはいいやつだな?
皇帝こうてい
ドリーはそういう奴だよな!
伊藤いとう ぺいん
…。
ミン ドリー
よし、じゃあ報告始めようか。
署員達は報告を始める。
皇帝こうてい
ヘスティア達が治療したマフィアは全員病院に搬送された。
花沢はなざわ まるん
よつは先生によると容態は安定しているらしく、早めに退院させてほしいとのことです。
二部にぶ らるたる
病院のベッド埋まっちゃうもんなー。
犬上いぬがみ リオ
あと!爆発により怪我をした餡ブレラとMOZUの構成員2名も回復成功したそうです!
日之ひの ぱちお
よかったー!
文月ふみつき 夏苗かなえ
俺達はヘリが爆発した現場を捜査しました。
伊藤いとう ぺいん
あれ!?いつのまに起きてたの?
文月ふみつき 夏苗かなえ
さっき起きました。
安保あほ さぶろう
もうちょっと早かったらなえちゃんいたのにー…
文月ふみつき 夏苗かなえ
なえちゃん…?
青井あおい らだお
まあまあ。それより捜査については?
文月ふみつき 夏苗かなえ
はい。俺とヒロ君とアジカンと胡將で調べたところ、遺体は3体発見されました。
胡將こしょう
んん…3体…
ヒロ ヤマモト
3体…というか…
味野あじの 環九郎かんくろう
2体と、燃えた肉片のようなものです。
 
ブロッコリー 斎藤さいとう
…すみません、トイレ。
ブロッコリーは会議室を出ていく。
きらりんぶい☆ なずぴ
まぁ…気持ち悪くなってもしょうがない内容だよね。
ミン ドリー
きっとその肉片が…ナハト。
皇帝こうてい
無理しないでいいぞ、ミンドリー。
ミン ドリー
大丈夫。ありがとう。
青井あおい らだお
他の2体は?
文月ふみつき 夏苗かなえ
鳥野さんに解剖してもらってます。
ミン ドリー
分かった。一旦解剖待ちで、他の署員は病院にいる横臥の構成員に聴取しよう。
署員は返事をして、一斉に病院へ向かって行った。



ミン ドリー
ふぅ…
伊藤いとう ぺいん
ミンドリー。
ミン ドリー
あれ?まだいたの?
伊藤いとう ぺいん
ロスサントスを選んだこと、後悔してない?
ミン ドリー
…。
ミンドリーは、ぺいんから顔を背ける。
伊藤いとう ぺいん
ロスサントスからすぐフォーグナー刑務所に行って、ボスを捕まえておけばよかったって思ってない?
伊藤いとう ぺいん
捕まえていればきっと、ナハトは亡くならなかったって…思ってるよね。
ぺいんは核心を突くように言葉をかけた。
ミン ドリー
…思ってるよ。数時間前にナハトが爆発してから、ずっと。
ミン ドリー
フォーグナー刑務所に行って、横臥のボスを逮捕していれば…
ミン ドリー
ナハトを救えたかもしれない…って。
ミンドリーは俯きながら拳を握りしめる。
伊藤いとう ぺいん
これは俺の考えだけど…
伊藤いとう ぺいん
中国でボスかナハトか選択を迫られた時のミンドリーは、物凄く悩んだはず。
伊藤いとう ぺいん
俺はその悩んだ結果を、悔いる必要はないと思うな。
ミン ドリー
…!
伊藤いとう ぺいん
実際、ロスサントスに来たお陰で皇帝が刺されずに済んだ。
伊藤いとう ぺいん
ナハトともしっかり話せた。誤解が解けたじゃん。
ミン ドリー
ぺいん君…
伊藤いとう ぺいん
だから気にするな。って…そんなこと俺には言えない。
伊藤いとう ぺいん
ミンドリーが元気になるまで、俺達は隣にいるから。
ミンドリーは強く頷く。
ぺいんは自分の想いが伝わったことが分かると、ミンドリーの背中を押した。
伊藤いとう ぺいん
こっちは大丈夫だから行ってきて。
ミン ドリー
ナハトに頼まれたこと、伝えてくるよ。

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