事が起きる1年と少し前
私のいつもの日課はメンバーを起こす事から始まる
まず先に寝起きが悪すぎるリーダー
その次は起きればスキンシップばかりの変態いたち
3番目は朝からリス感しかない騒がしい小動物
最後に朝食目当てですぐに起きてくるトゥエッキ
その後は 、 電話でスンミンを起こす
こういう所ではしっかりしてそうで
しっかりしてないリーダーは起こすのが大変
2人目はある意味起こすのが面倒い
今日はましだが 、 いつもだったら
ベッドに引き込まれるか 、 はぐ10分間耐久等
色々な難問が待ち受けている
ヒョンジンの隣の部屋から聞こえてきたのはハニの悲鳴
ヒョンジンは私にスキンシップ攻撃をかわされまくると
すぐにハニのもとへ行き抱きつく
そう言って
ヒョンジンはそそくさとハニの部屋を出ていった
そう言ってハニは部屋を出て行った
後ろから声をかけてきたのはチャンビンだった
肩を落として残念がるチャンビン
それを見ているとなぜか笑いが出てくる
その後 、 チャンビンは
お腹すいたぁ
と大声で言いながら食卓へと座った
どうしてか 、 スンミンに電話をする事を忘れていた
いつものルーティーンなのに
どうして忘れてたんだろう
私は不思議に思いながらもスマホを手にとり
スンミンに電話した
ガタッ
喋っている途中に少し目眩がして
スマホを落としてしまった
落としたスマホからはスンミンの大きな声が聞こえる
私は急いでスマホを拾い上げた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!