第2話

2. 秘密
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2024/03/29 07:02 更新
ピロン♪
僕のスマホからLINEの着信音が聞こえた。
ひよ
煌くーん!
ひよ
交換してくれてありがとう!!
いいえ
ひよ
部活頑張ってね👍😉
ありがとう
どうして僕にLINEを聞いてきたんだろう。
<数分前>
新しいクラスになって関わりがなかった人たちに囲まれしまった。やっと前のクラスの人たちと喋れるようになったと思ったらすぐにクラス替えだ。また入学当初からやり直しか。

そう思いながら、ラケットやら練習着やらを詰め込んだ重たいカバンを持ち上げた時だった。
櫻井 ひよ
ねぇ!こーくんっ
名前を呼ばれて顔を上げた。
水野 煌
顔を上げると、目の前にキラキラさせた眼が映り込み、あまりの近さに驚いた。
櫻井 ひよ
え、そんなびっくりする?笑
彼女はそう言って笑った。
水野 煌
ごめん、
櫻井 ひよ
ううん、大丈夫👌笑
櫻井 ひよ
あのさ、LINE教えて!
何を言い出すかと思ったら、LINEを交換してほしい?この子すごい、な。話したこともない、しかも異性にそんなこと言えるなんて。

僕には到底無理だ。
水野 煌
えLINE、?ぼ、僕のでよければ。
なんてヘタれた返事だ。
戸惑いすぎだ。たかがクラスメイトだろ。

コミュ障の僕にはヘタれた返事をするだけでも命懸け。まだ聞こえるように言えただけマシだ。
コミュ障は生きづらい

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