オレはお母さん?とお父さん?といつも一緒にいた。
何故疑問形なのかは、二人が本当にオレの両親か分からないからだ。
お母さんとお父さんは最初はオレに優しかった。
周りの友達も、最初はオレと一緒に遊んでくれた。他にも勉強を教えあったりもした。
でもいつからか、お母さん達がオレに冷たくなった。
何をしても褒められなくなった。遊んでくれなくなった。
哀しかった。狂いそうだった。
ごめんなさい、何か悪いことしたなら謝るから、オレを嫌いにならないで、一人にしないで。
『消えろ!』『無能が!』『金食い虫ね』『失敗作』『価値がない』
やめて
そんなこと言わないで
『お前なんて死ねば良い』『さっさと消えてくれない?邪魔なんだけど』『お前は何のためにいるんだ』
どうして、、?
どうしてそんなこと言うの?
オレ、沢山頑張ってるよ?
褒めて貰えるように色々頑張ったんだよ?
オレを見てよ。
オレを抱きしめてよ。
「頑張ったね」って言って頭を撫でてよ。
もうイヤだ。
このままだとオレは壊れてしまう。
みんな、オレの事が嫌いなんだ、、、、
なら、そんなヤツらいらない。
消えてしまえばイイ
オレがおまえらを、、、、、コロシテヤル
次の日、その場所には、何も残らなかった。建物も、人も何一つ残らずすべて無残に潰されていた。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!