ユビキタス・ピリオド
西暦2325年。人類に奉仕する半機械生命体、通称ETは、創造主たる企業CRに見限られ、時空の狭間へと廃棄された。そこは地球と似て非なる異質な文明が混ざり合う混沌世界。2400年、ET達は独自の文明を築き始めるが、CRは彼らを抹殺すべく、強化版半機械生命体《ピリオド》を刺客として送り込む。元人間を改造されたPDは、圧倒的な力でETを狩り、2410年、ET達は巨大な地下シェルターへと逃げ延びた。教育、居住、特殊地区に分かれたシェルター内で、PDの脅威に怯えながらも、ET達は生活を再開する。しかし、シェルター間の移動すら危険を伴い、外には逃げ遅れたET達も潜伏していた。2430年、ETとPDの戦いは膠着状態に陥り、ET達は一方的な防戦を強いられる。CRの思惑通り、ET達は滅びの道を辿るのか? それともPDを打ち倒し、新たな文明を切り開くのか? 遍在する絶望の中で、終末と再生の物語が幕を開ける。
ー 14,836文字
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update 4時間前