君たちは心だった。
西暦2100年。
人類は“感情”を不要なものと判断し、笑うことも涙を流すことも少なくなっていった。
そんな時代を生きる研究員の主人公は、政府の旧資料庫で、ある映像を発見する。
そこに映っていたのは、笑い、泣き、支え合いながら歌う9人の姿だった。
彼らの名前は“SnowMan”。
「どうしてこの人たちはこんなに楽しそうなんだろう。」
興味を抱いた主人公は彼らについて研究を始める。しかし記録を追ううちに、“好き”“幸せ”“仲間”という感情を少しずつ知っていく。
そして、主人公は禁じられたタイムリープ装置を使い、彼らが生きていた時代へ向かうことを決意する。
そこで出会ったのは、“偉人”ではなく、悩み、笑い、夢を追い続ける普通の9人だった。
彼らと過ごす時間の中で、主人公は初めて“心”を知っていくーーー。
これは、感情を失った未来を変えた9人と、“心”を知らなかった1人の研究員の物語。
ー 7,325文字
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