第3話

第二話
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2026/02/10 10:01 更新
始まった入学試験。
初めの課題は「魔力適正を映す水晶球」
触れれば、その人の魔力量が色と光で示される。
並んでいた候補者たちが順に手を置いていき、淡い光を放つ者、赤く輝く者、時に水晶が割てしまう者もいる。
そしてーー
先生
先生
次、向井康二!
呼ばれ、前へ出た康二は心臓が爆発しそうだった。
向井康二
(うわぁ…絶対ぜんっぜん光らんやつや…)
緊張した手を水晶にそっと触れる。
次の瞬間。

ーゴォォォォォッ!!
眩い「白銀の光柱」が空へ噴き上がった。
その場にいた全員が固まった。
渡辺翔太
…は?
宮舘涼太
…え?
深澤辰哉
えっ、待っ…えっ!?何これ!?!?
SnowManのメンバーは一斉に目を見開いた。
阿部が震えた声で呟く。
阿部亮平
白銀…?そんなはず…。
伝説級の魔力保持者しか出さない色だよ…!
佐久間が叫ぶ。
佐久間大介
えぇぇぇ!さっきまでめちゃ弱そうだったのに!?
ラウール
嘘でしょ…
ラウールが目を擦った。
岩本照
あいつ…とんでもなく強い
そして、目黒は、じっと康二を見つめながらーー
目黒蓮
(なんか…めっちゃ気になる)
そう思ってしまった。

だが当の本人は…
向井康二
…ん? 水晶って溶けるもんなん?
と、首を傾げてるだけだった。
自分が「最強」なんて少しも思っていない。
そして、SnowManが、すでに彼を放って置けなくなっているのも。
こうして静かに運命は動き始めたーー。

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